『白髪があると実年齢より、4歳老けて見える!』
いきなりですが、これ知っていましたか?
何を根拠に4歳なの?と言いますと、カラー剤やシャンプー剤などの美容商材を販売しているWELLA(ウェラ)を展開している
COTYグループ HFCプレステージ ジャパン合同会社が実施したアンケートにより統計で白髪があると4歳年を取って見える事が結果として出ています。
このアンケートは男女600人に聞いた結果であり、大抵の人が白髪があるだけで5歳近く老けて見えると言う。
でも裏を返せば白髪が出ている人が、白髪を綺麗に染めていると見た目5歳近く若返るという事になります!
今日はそんな白髪が気になるあなたに、
- 白髪がなぜ生えるのか?白髪の多さ毎に変わる染めの染めるべき頻度
- 白髪の多さ毎に変わる染めの染めるべき頻度
をヘアケアマイスターの称号を持つ私「にっしゃん」が本記事にまとめてみました。
>>>本記事は根元の白髪にフォーカスをあててますが、毛先の色持ちを良くする場合には「美容師が教えるカラーの色持ちを良くする方法8選」で解説しています。
白髪染めの頻度は白髪の割合で決まる!?
そもそも白髪はなぜ生えるの?
もともと髪の毛は、毛根で細胞分裂した時には色のついていない白髪の状態で誕生します。
その生えてきた白髪の状態の髪の毛にメラノサイトという器官で、メラニンと言う色が付けられる事により黒い髪の毛が生えてきます。
そのメラノサイトが、何らかの異常や老化により休んでしまう事で色がつかずに白い状態で伸びてきてしまう。
これが白髪の生えてくるメカニズムです。
関連記事>>>「白髪が生える場所には意味がある!1か所に固まって生える人は要注意」
白髪の割合って?
白髪は人によっても年代によっても、生え方がバラバラです。
年代が20代でも白髪の多い人もいれば、逆に60代でも白髪が1本や2本しかないという人もいます。
そしてそれらは、黒髪の中の全体に対しての白髪が何%あるのかという白髪率(%)によって表されます。
白髪率別のヘアカラーの頻度
白髪率:0~10%
まだまだおしゃれ染めでも大丈夫なくらいの白髪量です。
ただ、それでも白髪が気になるー!という人は2か月に1回程度でも大丈夫なはずです。
ちなみに「白髪染めはまだ抵抗があるし、おしゃれ染めでいこう!」と言う人は「【おしゃれ染め】美容師が教えるヘアカラーの頻度。2ヶ月が限界!?」でおしゃれ染めのカラーサイクルも解説していますので是非読んでみて下さい。
白髪率:10~30%
この辺りから「白髪が全体的に少しあるな」という印象になってきます。
染める目安は、1か月~1か月半です。
私の経験上、2か月カラーを空けてしまうと白髪の部分がきらきらと光って見えてきます。
特にこの白髪率だと、周りの髪の毛が黒いために白髪との明度差が極端に開いてしまいます。
そうなるとこのきらきら光る白髪が、かなり目立って見えてしまいます。
ただし白髪は抜かないようにしましょう。
抜いてしまうと頭皮や髪の毛に多大なリスクを負わせることになります…。
関連記事>>>「白髪は抜くと増えるは嘘?美容師が伝えるそれより「ヤバい」リスク!」
白髪率:30~50%
ここまでくると「かなり白髪が増えた!」という感じになってきます。
染めなければいけない期間は、ズバリ1か月です。
1か月を超えると、根元に白い白髪の筋が出てきます。
これが出てくると
- 他の人に見られてそう。
- 頭を見て会話されてる?
- 電車などで椅子に座った時に上から見られてる?
などと感じられる人が多くなってきます。
綺麗に保つには1か月で染めてあげましょう!
白髪率:50~70%
この比率だと、最近はやっている白髪と黒髪が混ざって灰色に見える「グレーヘア」が目指せる白髪量になります。
グレーヘアを目指さずに染める人の染めなくてはいけない期間は、4週間~1か月です。
言っているお客様もいらっしゃる白髪量です。
白髪率:70~90%
染めなくてはいけない期間は、2週間から3週間です。
白髪と言うのは色が付いてない髪の毛と説明しましたが、考え方的には一番明るい髪の毛と捉えて頂くと
この頃からかなりカラーの色が抜けるのが早くなってきて染めたのにすぐに明るくなってきてしまうという事が起こってきます。
美容室によっては、分け目とフェイスラインの見える所だけを染めてくれるやり方でカラーをしてくれる美容室もあります。
それがもししてもらえるとしたら、
「全体染め→見える所→全体染め」
のサイクルで行けるので金銭面的にも楽になります。
一度担当の美容師さんに相談するのをお勧めします。
白髪率:100%
真っ白と言う方です。
こちらも2週間~3週間で染める事をおすすめします。
ただ真っ白と言うのも、やりたくてもなかなかできない人もいます。
生まれ持った才能ですね!
それを活かして、真っ白で綺麗なショートカット等にしてしまうのも一つの手かなーと思ったりします。
でもやっぱりそれをするとなると、お客様からは実年齢より「10歳近く歳を取って見える」と言われたこともありますので、その辺は注意が必要です。
まとめ
白髪の割合によってカラーリングの頻度は変わってくるものの、私にっしゃんの意見としては基準は1か月!
そこから、白髪の多い少ないによって前後させればいいのです。
それを守って染めていくだけで必ず他の人よりもマイナス4歳若返る事間違いなしです!
ヘアカラーリングの他に髪の毛を染める方法として、ヘアマニキュアと言うものがあります。
ヘアマニキュアに関しては「ヘアマニキュアで白髪を染めるのはどうなの?美容師が教える7つのポイント」で解説しています。
関連記事>>>「白髪隠しにはメッシュカラーが効果抜群?美容師が教えるその理由とは」