ストレートアイロンで火傷をしない方法と跡を残さない6つの対処方法

「ストレートアイロンが火傷しそうで怖くてうまく使えない!火傷しないようにするにはどうすればいいの?」

「ストレートアイロンでおでこや耳、指などを火傷してしまったらどうすればいいの!?」

本記事ではそういった疑問にお答えしていきます!

ストレートアイロンを毎日のように使っていると

  • 間違って耳や指を挟んでしまった
  • おでこや首に当たってしまった
  • 熱くないと思って触ってしまった

などのちょっとしたミスで、かなり目立つところに火傷をしてしまう場合があります。

火傷はどれくらいで完治するのかと言うと、火傷の度合いにもよるのですがストレートアイロンの火傷だとだいたい2週間~1か月程かかります。

さらに傷が治ってから茶色いやけど跡が完全に消えるまで、2か月程掛かります。

その間、ヒリヒリするし茶色くあざのように残らないかな?と心配になりますよね?

この記事では

  • ストレートアイロンで火傷をしない為の方法
  • ストレートアイロンで火傷をしてしまった時の対処方法
  • 跡が残らない様に注意したい事
  • オススメのストレートアイロン

といった事を、美容師歴10年以上の私「にっしゃん」が分かり易く解説していきます!

にっしゃん
私も昔、アイロンで火傷をしてしまいましたが正しい対処をすれば跡も残りませんでした!
まずはストレートアイロンで火傷をしない為の方法から解説していきます。

ストレートアイロンで火傷しないための方法

ストレートアイロンで火傷しない方法を、火傷しやすい部位別に注意点を解説していきます。

最後に火傷しにくくて、オススメのストレートアイロンもご紹介しています!

[おでこ・首]ターバンをする

おでこや首まわりの火傷が一番ストレートアイロンをつかっていて多いやけどになります。

使用する時に火傷しない様におでこや首をターバンする事で、直接肌に当たらない様に保護する事が出来ます。

基本的にどんなものでも大丈夫ですが、ナイロン製の物だとあたった時に溶けてしまう心配があるのでタオル地の物がオススメです!

[頭皮]頭皮から少し離して使用する

クセ毛が気になる場合根元からしっかりと伸ばそうとするあまり、肌に当たってしまう事が多々あります。

基本的に根元の1cmはあてないような意識で、ストレートアイロンを使いましょう。

美容師さんであっても、普段のスタイリングで根元の根元からストレートアイロンを入れる事は少ないです。

それを意識するだけで地肌に当たって火傷する確率は、グンと下がるでしょう!

[頭皮]しっかり髪の毛を乾かしてから使用する

ストレートアイロンを入れる時は、しっかりと髪の毛を乾かしてから使うようにしましょう。

乾いたと思っても触ってみると少し冷たい場合は要注意!

まだ毛髪内部に水分が残っているので、そのままストレートアイロンをすると内部の水分が蒸発してアツアツの水蒸気により皮膚が火傷してしまいます。

また髪の毛の中でも水蒸気爆発という現象が起こる為、かなり髪の毛が傷んでしまいます。

もう一度いますが、ストレートアイロンを使用する時はしっかりと水分を飛ばすようにしてから使いましょう。

>>>詳しくは「濡れたままストレートアイロンすると危険!髪が傷まない方法5選」で解説しています。

[指]プレート部分を基本触らない様にする

意外と多いのが、この「プレート部分を不意に触ってしまった」という理由

基本的にプレート部分はかなり熱くなる部分なので、普段使用していない時からあまり触らないようなクセを付けておくことで回避できます。

火傷しにくいストレートアイロンを使う

ストレートアイロンでも、2WAYの丸いコテ型の物に真ん中が分かれてストレートにもできるというタイプとストレートアイロンのみの物があります。

2WAYタイプのストレートアイロン

2WAYタイプの物だと周りも全て熱くなるので、肌に当たってしまう可能性が高くなって火傷してしまう可能性が増えます。

ストレートアイロンのみのアイロン

逆にストレートアイロンのみの物だと、プレート部分は熱くなりますが周りの部分は暖かくなる程度で火傷するほど熱くはならないので、しっかりと前髪のクセを伸ばしたい人や首回りの根元付近までしっかりとストレートアイロンを入れたいという人はストレートアイロンのみの物を選ぶようにしましょう。

オススメのストレートアイロンは次の項目でご紹介しています!

自動電源オフ機能の付いたストレートアイロンを使用する

  • 電源を切ったと思ってたけど切れてなくて家族が触ってしまった
  • いつの間にか付いていて(子供が触ったりして)触ってしまった

といった事故を防ぐために、自動電源オフ機能の付いたストレートアイロンの使用をおすすめします。

自動電源オフとは、そのままなのですが電源を付けてから放っておくとか何分後かに勝手に電源がオフになる機能で、これが付いている事で上記の様な不意な事故を防ぐことができます。

また出かけた時に「あれ?電源切ってきたっけ?」といった場合でも勝手に切れるので安心してお出かけをする事が出来ます。

>>>このストレートアイロンのレビューは「水分が飛ばないリファビューテックストレートアイロンを美容師が評価」でご紹介しています。

にっしゃん
次の項目では、ストレートアイロンで火傷してしまった時の対処方法について解説していきます!

ストレートアイロンで火傷してしまった時の対処方法

保冷剤や流水などで冷やす

火傷をしてしまったらまずは患部を冷やしましょう。

流水でも十分冷やす事ができるため、流水でも大丈夫ですが流水の場合少し長めに20~30分程冷やすようにすると◎

保冷剤を使う場合は、あて過ぎると赤く凍傷になってしまう場合もあるので様子を見ながらあてるか、薄いタオルに包んであてると凍傷の心配もなく冷やす事が出来ます。

氷は直接あてない

よく火傷をしたと言うと、氷を直接あてる人がいますが直接あてると患部が凍傷になってしまう可能性があります。

家に保冷剤もなくて氷で代用する場合、まず氷を袋などに入れ溶けても水浸しにならない様にしたうえでタオルに包んで患部に当てるようにしましょう。

そうする事で患部を凍傷から守る事が出来ます。

ワセリンや軟膏を塗る

十分冷やし終わったら、患部にワセリンや軟膏を塗って保湿しましょう。

軽度の浅いやけどの場合、治療は抗生物質軟膏を塗るだけで十分です。抗生物質軟膏は感染症を予防し、傷口をふさいで細菌の侵入を防ぎます。患部は傷口につかない加工がしてあるガーゼなど非固着性のもので保護しましょう。

引用:ココカラクラブ

ワセリンや軟膏を塗る目的は患部を「保湿」する事と「感染症対策」。

患部が乾燥してしまうと治癒能力が落ちてしまい、完治するまでの時間が長くなってしまいます。

保湿する時のポイント
  • 幹部に多めにワセリンを塗る(ガーゼを剥がす時に乾燥して傷口と引っ付かない様にするため)
  • 上からガーゼでおさえる(おでこなどの見える場所の場合無くても可)
  • ガーゼは1日2~3回程度交換する
  • 幹部の様子を見ながら上皮に異常が無くなれば終了

水ぶくれは潰さない

皮膚の表面が赤くなってい程度であれば、Ⅰ度熱傷でそこまでひどくはないのですが水ぶくれ(水疱)が出来ている場合Ⅱ度熱傷である為、火傷の治りが格段に遅くなります。

水ぶくれは基本的に潰さない様にしましょう。

潰してしまうと、治りが更に遅くなる上にその部分から細菌などの感染症を引き起こす事があります。

もし不意に潰れてしまった場合、しっかりと患部を洗ってワセリンや軟膏を塗ってガーゼで保護する事をおすすめします。

出血している場合はキズパワーパッドが◎

患部が出血している場合、傷パワーパッドを貼っておくことで治癒を早める事が出来ます。

ただし注意しなくてはいけない事は

  • 貼りっぱなしにしない
  • 1日程度で交換する

の2点。

貼りっぱなしにしてしまうと、内部で細菌に感染してしまう可能性が高まる為逆に傷が酷くなってしまう場合があります。

傷パワーパッドを貼っていて、傷口に赤味などが出た場合は要注意です!

1日ごとに張り替えて、患部を清潔に保つ事で火傷の完治を早める事が出来ます。

患部を紫外線にあてない

火傷の茶色くなった部分に紫外線を当てると、その部分が色素沈着する事が分かっています。

色素沈着は紫外線に当たることが原因となりますので紫外線を防ぐ遮光が必要です。

引用:皮膚科Q&A

火傷の後を残さない為にも、紫外線は極力当たらない様にする事が大切です。

範囲が広い場合や火傷が酷い場合は病院へ

火傷の範囲が広い場合や、強い痛みがある場合すぐに病院で見てもらう様にしましょう。

適切な処置と早急にしてもらう事も、綺麗に傷口を治すための大切な方法です。

当然小さな火傷でも皮膚科で見てもらう事で、適切な塗り薬を処方してもらえるのでもし心配なのであれば病院へ行く事をおすすめします!

にっしゃん
早急に対処する事で、傷の完治も早くなり跡も残りにくくなります!

まとめ

この記事のまとめ
  • ストレートアイロンで火傷しないための方法
    →ターバンをする
    →頭皮から少し離して使用する
    →しっかり髪の毛を乾かしてから使用する
    →火傷しにくいストレートアイロンを使う
    →自動電源オフ機能の付いたストレートアイロンを使う
  • ストレートアイロンで火傷してしまった時の対処方法
    →保冷材や流水などで冷やす
    →ワセリンや軟膏を塗る
    →水ぶくれは潰さない
    →出血している場合は傷パワーパッドが◎
    →幹部を紫外線に当てない
    →酷い場合は病院で診てもらう

不注意やストレートアイロンの操作ミスで不意に火傷をしてしまうと、その後のお出かけや大切な予定の時に目立ってしまわないかな?と心配になりますよね?

まずは、この記事でご紹介した火傷をしない為の方法を意識してみて下さい。

もし火傷をしてしまったら、放っておくのではなく素早く適切な処置をする事で治りを早くして跡も目立たなくなるので、是非試してみて下さい!

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