fa-user「髪の毛が直毛で過ぎて短くするとサイドが浮くんだけど、セットの仕方を教えて!」
fa-user「2ブロックにしたいけど2ブロックにすると浮きそうだし、諦めるしかないの?」
本記事ではそういった疑問に、関西でTOPスタイリストを務める私「にっしゃん」がわかりやすく解決方法を解説していきます!
結論から言うと、セットの仕方や刈り上げの範囲を変えるだけで劇的にやりやすくなります!
そしてセットといってもそんなに難しい方法ではないですし、サイドが浮いてしまう時のおすすめのスタイリング剤の紹介しているので安心して読み進めてくださいね!
この記事では
- 直毛の人がサイドが浮いてしまう原因
- 直毛の人でもサイドを浮かないようにする方法
- サイドの浮いてしまう髪の毛を抑えるおすすめのスタイリング剤
を詳しく解説しています!
関連記事>>>いつも寝癖がひどいという人は「寝癖直しは水道水!寝癖直しウォーターが要らない理由と寝癖をつけない4つの方法」もご参考ください!
直毛の人がサイドが浮いてしまう原因は?
サイドの髪の毛が横に向いて生えている
サイドの髪の毛の「生え癖」が、横に向いている事でさいどの毛が浮きやすくなってしまいます。
この「生え癖」というのは癖がない直毛の人でも存在します。
毛根から毛穴の向きによって生える向きが決まっており、頭全体でも場所によって向きが違います。
この生え癖は、基本的に生まれつき決まっています。
2ブロックの刈り上げ部分の幅が広い
サイドの2ブロックをした後の刈り上げの縦の幅が広いと、サイドが浮きやすくなります。
2ブロックの縦の幅が広くなってしまうと、サイドの髪の毛の量が少なくなってしまいます。
そうなるとサイドの髪の毛が軽くなり、動きやすくなってしまうために浮くようになってしまいます。
2ブロックの上に残す髪の毛の長さが中途半端
2ブロックの上に残す髪の毛の長さが、長すぎず短すぎずの中途半端な長さでも浮くようになってしまいます。
これは
- 生え癖が横に向いている人
- 直毛、剛毛、硬い髪の毛の人
は要注意で、中途半端な長さになることによって一気に浮いてしまいます。
理由は、こういった髪質の人は基本的にサイドが浮きやすい毛質なので長さがないと抑えることができないためです。
逆に、「生え癖が下を向いてる」「軟毛でやわらかい髪の毛」という人は中途半端な長さでも浮かずに収まってくれます。
ドライヤーを下からあてている
最後はこれ!
乾かす時に、下からドライヤーをあてていませんか?
髪の毛は、濡れていて乾くときに髪の毛の形がつきます。
なのでそんな時に下からドライヤーをあててしまうと、髪の毛の根本が全部浮いてしまうので注意が必要です。
次の項目で効果的な解決策を解説していきますね!
直毛でもサイドが浮かないようにする方法
【すぐに試せる】スタイリングで抑える
サイドが浮いてしまう人は、まずこれを試してみましょう!
スタイリングのポイントは2つ!
- ドライヤーは上から
- WAXで抑える
この2つの項目で解説していきます。
- まずサイドの髪の毛の根本を水で濡らす
※濡らすのは水道水で大丈夫です - ドライヤーを根本を寝かせる様に上からドライヤーを当てる
- 乾いたらサイドの髪の毛にドライヤーの温風をあてて、まだ暖かいうちに手のひらで頭皮に押さえつけるように抑える
- 5秒ほど押さえたらそっと手を離す
- 手のひらに10円玉大ほどのワックスを手に取ります
※この時にワックスを取りすぎると髪がベタベタになります。
ワックスの硬さは、ふつう~ハード の物を使用します。 - しっかりと両手のひらに伸ばします
- 手のひらについたワックスでサイドの浮いてしまった髪を抑えるように、上からワックスをつけます
- 必要に応じてハードスプレーを離して吹きかけます
2ブロックの刈り上げ部分の縦の幅を狭める
2ブロックの刈り上げ部分の縦の幅を狭める事で、2ブロックに被ってくるサイドの髪の毛の量が増すので浮きやすいサイドの髪の毛が収まるようになります。
fa-arrow-circle-right今から2ブロックをする人
今から2ブロックに挑戦しようと思う人は美容師さんに「少し狭めで2ブロックをしてください」とオーダーする事で、範囲を狭めに剃ってくれます。
美容師さんと相談しながら2ブロックの範囲を決めていくことで、サイドの髪の毛が浮きにくくなります。
fa-arrow-circle-rightすでに2ブロックをしている人
これもしっかりと担当の美容師さんに、「サイドが浮いてしまうので2ブロックの範囲を狭くしたい」ということをしっかりと伝えましょう。
すでに広くなってしまっている2ブロックの範囲を狭めないといけないので、上の一線を残しながらの2ブロックになります。
なので少し時間はかかりますが、その部分が伸びてほかのサイドの髪の毛と同じ長さまで伸びてくるとサイドが収まるようになります。
サイドに乗っかってくる上の髪の毛を長めに残す
サイドの残っている部分の髪の毛が、中途半端な長さで浮いてしまっているときに有効な手段です。
2ブロックに被ってくる髪の毛を長めに残すことで、重さで抑える事ができます。
そして軽くなりすぎないようにすいてもらう事で、サイドのおさまりが更によくなります!
パーマをあてる(普通のロッドはNG)
直毛でピーンとしてサイドが浮いてしまう人は、思い切ってパーマをあてる事でサイドの浮きが軽減されます。
ただし注意点があり、パーマと言っても普通のロッドで巻いてもらうのはNG
普通のロッドだと根元に立ち上がりがついてしまうために、さらにサイドが浮きやすくなってしまったり膨らんでしまう原因になります。
おすすめはピンパーマです。
ピンパーマというのは髪の毛を綿やペーパーで包んで、平面上で丸くしてピンで止めるというパーマ。
これだと根元が立ち上がらずに毛先にくせ毛風のカールが付くので、サイドの髪の毛がきれいに収めることができます。
ここでしっかり伝えておくことで、切ってみてから「失敗した・・・」といった事が少なくなります。
まとめ
- サイドが浮いてしまう原因
→サイドの髪が横に向いて生えている
→2ブロックの刈り上げ部分の幅が広い
→2ブロックの上に残す髪の毛の長さが中途半端
→ドライヤーを下からあてている - サイドが浮かないようにする方法
→スタイリングで抑える
→刈り上げ部分の2ブロックの縦の幅を狭める
→サイドの上に被ってくる髪の毛を長めに残す
→ピンパーマでパーマをあてる
直毛の人は特にサイドの髪の毛が浮きやすくなります。
これは癖毛の人だとフニャッと曲がって下に収まる髪の毛が、クセがない事でそれがピンッと主張してしまうからなんです。
そしてさらに上記で説明した4つの原因が合わさる事によって、サイドの髪がかなり浮きやすくなってしまいます。
そうならないように、今回ご紹介した方法を試してみてください!
特に初めに紹介したスタイリングで収める方法はすぐに実践できて、効果もかなり高い方法となってます。
まずはスタイリングで収めてみてから、徐々に美容師さんと相談しながら髪型を改善していくことをおすすめします!
サイドの髪が浮かないように是非ご参考くださいね!