ホームカラーとサロンカラーを比較!?うまく使えば1.5倍料金がお得になる方法

「ホームカラーよりサロンカラーの方がいいの?」

「良いのは分かるけど、ホームカラーの方が安いよね?」

そんな疑問をお持ちではないでしょうか?

結論からお話しします。

ホームカラーとサロンカラーどちらが良いのでしょうか?

答えは勿論、サロンカラーです。

ですがサロンカラーとホームカラーをうまく使い分ける事が出来れば

  • カラーが綺麗な状態で常に過ごせる
  • 毎回サロンカラーをするよりも断然お得に染められる

を、関西でトップスタイリストを務める私「にっしゃん」が分かり易く解説していきます!

にっしゃん
美容師としては当然サロンカラーを推しますが、ホームカラーも使いようによって綺麗に染める事が出来ます。
ただし、多少なりとも痛みは必ず出るので傷ませたくない人はサロンカラーのみにして下さい!

>>>サロンカラーをした後のカラーの色持ちを良くする方法は「美容師が教えるカラーの色持ちを良くする方法8選」で解説しています。

サロンカラーのメリットとデメリットは?

サロンカラーのメリット

  • 美容師さんが塗ってくれるので、仕上がりが綺麗になる。
  • 髪の毛に合わせた数十種類のカラー剤が用意されているので、要望通りになる。
  • カラーの1剤がオーガニックの物から、低アルカリの物まであるので傷みにくい。
  • カラーの2剤が3%~6%の物まで用意してあるので、髪の毛の傷みに合わせた薬剤を使用できるので傷みにくい。

サロンカラーのデメリット

  • 値段が高い。
  • 時間がかかる。
  • 人(美容師さん)と話さなければいけない。

髪の毛を

こんなカラーにしたい!

とか

綺麗に伸ばしたいから傷ませたくない!

とかであれば絶対的にサロンカラーをおすすめします。

ホームカラーのメリットとデメリットとは?

ホームカラーのメリット

  • 家でお手軽にできる。
  • 値段が安い。

ホームカラーのデメリット

  • 誰でも染まるように強く造られているので、痛みやすい。
  • 色を自分で選ばないといけないので思った通りの色ではない時がある。
  • ムラになりやすい。

売りは「お手軽さ」

手軽に買ってきて好きな時にできる分、塗るのは自分になるのでその分の手間と労力を要します。

綺麗なカラーを1.5倍お得に長持ちさせる方法とは?

それはズバリ、サロンカラーの間に少し根元が伸びてきた段階でホームカラーを挟むんです!

詳しく説明すると、この記事にも書いた通り勿論綺麗なのはサロンカラーです。

そのサロンカラーで綺麗にしてもらった髪の毛でも、根元のカラーが伸びてくると台無しになってしまいます。

そこで少し伸びてきて根元にリタッチが出てきた段階で、染めてしまうという事です。

それだけかと思われた方もいるかもしれません。

でも実際にこれを全てサロンカラーで補おうと思うと、

  • 全体の染め(フルカラー)を7,000とし根元の染め(リタッチカラー)を5,000円とします。
  • ホームカラーの薬剤を1,000円とします。

フルカラーをして、1か月後に根元の伸びた部分が気になったのでリタッチカラーだけ行く事にしました。

するとトータルで、12,000円掛かる計算になります。

一方で、フルカラーをして、1か月後に根元をホームカラーで染めました。

すると8,000円しか掛からない、という事になります。

1.5倍サロンカラーのみの方が、料金が掛かる計算です。

実際にそんなうまくいくの?

単純計算ではそうだけど、そんな綺麗に染まってたら美容室いらないんじゃない?

と思われる方もいると思います。

以下の注意点を守って頂くだけで、ホームカラーで綺麗に根元が染められるんです!

ホームカラーでのリタッチの染め方

Point
薬剤は泡タイプの物ではなく、クリームタイプの物を使用してください。
リタッチが3㎝以上伸びている場合は、ムラになる可能性が大きいので控えて下さい。

  1. 1剤と2剤を混ぜ合わせます。
  2. 根元の伸びた部分を中心に根元をかき分けながら、塗布します。(多少雑にやっても問題ないです。)
  3. 塗布した根元のカラー剤を、指の腹で優しく円を描くようにグリグリと馴染ませます。
  4. 髪質によりますが、白髪染めの場合20分程。おしゃれ染めの場合7~8分程で綺麗に染まってきます。
  5. 洗い流します。

これで根元の伸びてきた部分が綺麗に染める事ができます。

そして次にどのカラー剤を選べばいいのかという事ですが、こちらも白髪染めとおしゃれ染めに分けてご説明いたします。

関連記事>>>「「白髪染め」と「おしゃれ染め」の違い?白髪染めは抵抗あるを解決!

白髪染めの場合

白髪染めの場合、白髪にしっかりと染料を入れるために基本的にはかなり濃い染料になっています。

なので、もとの色よりすこーし明るめのカラーを選ぶと良いです。

濃いめの薬剤にすると、根元だけに付けていても洗い流す段階で毛先に付いてしまい毛先が真っ黒になるなんてこともありますので注意してください。

>>>白髪染めの染めるタイミングは「【白髪染め】美容師が教える白髪染めの頻度。白髪があると+4歳老けて見える!?」でデメリットと合わせて解説しています。

>>>もみあげの白髪が早く出てくる場合は「もみあげの白髪が出てくるのが早い!ホームカラーのコツと原因を解説」で解説しています。

おしゃれ染めの場合

おしゃれ染めの場合、もとの色よりすこーし暗めを選ぶようにします。

リタッチカラーというのは基本的に地肌から近い所のカラーになるので、体温があるせいで早く明るくなります。

なので少し暗いかな?と思うくらいの薬剤で流してみると丁度いい色になる場合が多いです。

>>>おしゃれ染めの染めるタイミングは「【おしゃれ染め】美容師が教えるヘアカラーの頻度。2ヶ月が限界!?」で分かり易く解説しています。

まとめ

皆さんもうお分かりの様に、綺麗に染まるのは美容室でしてもらった方が確実に綺麗に染まります。

ですが以上の注意点を注意して頂く事で、サロンカラーを1回分長持ちさせる事もできます。

基本的には美容師としてはサロンカラーをして下さい!と言いたい所ですが、少しでも節約しつつ綺麗にしたい人や美容室が苦手だなー

という人の為に本記事をまとめてみましたのでぜひご参考にして下さい。

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