パーマとカラーの順番の正解を解説!間違うとカラーがボロボロに…

「パーマとカラーどっちもしたいけど、順番とかあるの?」

「パーマとカラーは分けた方がいいの?」

こういった疑問をお持ちではないでしょうか?

結論から言うと、

  • 順番がかなり重要です。
  • さらに言うと分けた方がいいです。

これを間違えると、

綺麗なカラーが持たなくなったり、パーマがキレイに出なくなります。

本記事では、そんなカラーとパーマどちらもしたいという欲張りさんの為に、正しいカラーとパーマの同時施術の方法を解説していきます。

にっしゃん
トップスタイリストの「にっしゃん」です。
綺麗なカラー、パーマを楽しんで下さいね!
この記事を読んで分かる事
  • パーマとカラーの正しい順番
  • 同時にしてもいいのか?
  • 分ける場合の期間
  • 値段と時間
  • パーマ+カラーのケア方法

関連記事>>>ヘアカラーを綺麗に持たせる方法は「美容師が教えるカラーの色持ちを良くする方法8選」で解説しています。

パーマとカラーの順番はあるの?

パーマとカラーの順番は、必ず【パーマ】から先にして下さい!!

ただし、どちらを先にしてもメリットとデメリットがあります。

そのメリットとデメリットを考えた上で、綺麗にいれるのが【パーマ】が先なんです。

次の項目から、

  • パーマとカラーが同じ日に同時でできるのか?
  • パーマが先の方がいいメリット

について、お伝えしていきます!

パーマとカラーは同時にできる?

基本的にはNG。

できません。

それは美容師の薬事法で決まっていて、

「医薬部外品同士(カラー剤やパーマ剤)を、同時に施術する事は禁止」

とされています。

つまり法律違反になるわけですね...

でもやってる所ってあるよね?それは…

医薬部外品同士じゃなければ大丈夫

要は、カラー剤(医薬部外品)とパーマ剤(化粧品)の組み合わせなら大丈夫!という事。

化粧品扱いのパーマ剤ってどんなの?と疑問が出てきますよね。

医薬部外品より力が弱い低刺激な物になります。

ただし、最近ではクリクリにパーマをあてるよりゆるふわっとしたカールを求める方の方が圧倒的に多いです。

そうなるとむしろ、化粧品に分類されているパーマ液の方が自然にあたったりするので、かえって都合がいいんです。

ただ、やはり同時にすると髪のダメージはかなり出てしまいます。

なので出来れば綺麗な仕上がりにするためには、やはりパーマとカラーは分けたい所ですね!

わけるなら間隔、期間はどれくらい空けるべき?

わけるとすると先にパーマをして、後日のカラーは7日はあけるようにしましょう。

最低でも3日はあけて下さい。

理由は、パーマと言うのは無理矢理髪の毛の形を変えています。

そうなると髪の毛には、かなりの負担がかかってしまいます。

3~7日と言う期間は、髪の毛の内部が落ち着いて定着するまでの期間でダメージしないようにするための期間なのです。

どっちが先の方が持つ?カラー後パーマは色落ちします!

先ほどもパーマが先の方がいいとお伝えしましたが、その理由を【持ち】の観点で解説していきます。

カラーを先にした場合

カラーで綺麗にいれた色味が、パーマの薬剤によって流出してしまい

せっかく綺麗に入ったカラーが一瞬で、退色してしまいます。

カラーはキューティクルの隙間から、髪の毛の内部に入り髪の毛に色を付けます。

そしパーマ液は髪の毛のキューティクルを開かせて、内部にパーマ液を浸透させていきます。

このパーマ液がキューティクルを開く事で、カラーが流出してしまうんですね!

パーマを先にした場合

パーマを先にした場合、パーマがキレイにあたったうえでカラーの薬を塗っていきます。

するとこれもパーマ同様キューティクルを開かせて内部に入っていくのですが、カラーと違いパーマには流出して無くなってしまうものはありません。

なのでパーマを先にする方が、どちらも綺麗に持つのです。

ただし補足として、パーマを先にするとパーマもやはり少し取れてしまいます。

そんな時は美容師さんに相談して、あらかじめ少し強めにパーマをあててもらっておくなどすれば綺麗に持たせることができるでしょう。

どっちが先の方が傷まないの?

次はダメージについてです。

正直どちらを先にしても、ある程度同じくらい傷みます。

なので、前の項目の【持ち】を考えると、これもパーマが先の方がいいと言えます。

施術する箇所が違うとダメージが少ない

パーマは毛先に当てますよね?

カラーは全体を染める場合もあれば、根元だけを染める場合(リタッチ)もあります。

このリタッチカラーの場合、根元はパーマ液が干渉しない部分なので同時にしても

根元→カラーのダメージ

毛先→パーマのダメージ

という様に、それぞれのダメージのみでできてしまうんです。

なので「カラーが根元の伸びた部分しか気になっていない!」

という人にはオススメの方法です!

分ける時と分けない時の平均な値段と時間

次もよくあるご質問。

  • どっちの方がお得なの?
  • どっちの方が短時間で済むの?

にお答えします。

分ける時の時間と値段

時間
  • カット+パーマ→2時間
  • 後日カラーのみ→1.5時間
    合計3.5時間
  • パーマのみ→1.5時間
  • 後日カラーのみ→1.5時間
    合計3時間
値段
  • カット+パーマ→9000円~13000円
  • 後日カラーのみ→6000円~8000円
    合計15000円~21000円
  • パーマのみ→5000円~9000円
  • 後日カラーのみ→6000円~8000円
    合計11000円~17000円

分けない時の時間と値段

時間
  • カット+パーマ+カラー
    合計3時間
  • パーマ+カラー
    合計2.5時間
値段
  • カット+パーマ+カラー
    合計14000円~19000円
  • パーマ+カラー
    合計10000円~15000円

お店にもよりますが、1回あたりの時間を優先させる場合分ける方が短く済む反面、回数を行かないといけなくなります。

逆に回数を少なくしたければ同時の方がいいでしょう!

値段は、同時でしてしまう方が美容師の手がかからなかったり施術にかかる時間が短くなるので安くなる傾向にあります。

パーマ+カラー後のケア方法

パーマとカラーを同時にした場合の、お家でのケアで気を付けたいことを解説していきます。

当日はシャンプーをしない

髪の毛のパーマやカラーを施術して、当日は家でシャンプーをしないようにしましょう。

髪の毛は薬剤が付いてかなり不安定な状態になっています。

この髪の毛が定着するまでにおおよそ48時間と言われていますが、丸二日髪の毛を洗わないとなると、かなり気持ち悪いですよね?

なので最低でも24時間はシャンプーを避ける事である程度髪の毛にカラーやパーマが定着するので、当日はシャンプーを無しにして次の日にシャンプーをするようにします。

関連記事>>>「染めた日にシャンプーをしてもいい?洗う時に気を付ける6つのコト

>>>ヘアカラーを持たせるにはカラーシャンプーも効果的です!「N.カラーシャンプー実はそれだけで色が入る?ブリーチ毛で試してみた

髪を洗ったらすぐしっかりとドライをする

髪の毛は濡れるとキューティクルが、パッと開いた状態になってしまっています。

そのため、お風呂上りにずっと濡れたまま放置するとカラーも流出して、髪の毛も傷んでしまうのでパーマも綺麗なカールが出なくなってしまいます。

どちらにも悪影響なので、すぐに乾かすようにしましょう!

まとめ

本記事のまとめ
  • パーマとカラーはパーマが先の方が綺麗
  • カラーを先にすると色落ちする
  • 薬剤によっては同時にしても大丈夫
  • わけるなら3~7日あける
  • 痛みはどちらを先にしてもそこまで変わらない
  • 同時施術の場合のケア
    →当日のシャンプーはしない
    →すぐに乾かす

パーマとカラーの順番がかなり重要だという事は、分かって頂けたでしょうか?

この順番をしっかりと守る事で、あなたの髪の毛は綺麗な状態が長持ちします!

是非しっかり守っておしゃれま髪型をキープして楽しんで下さいね!!

では最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。

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