もみあげの白髪が出てくるのが早い!ホームカラーのコツと原因を解説

「この間染めたばかりなのに、もみあげの白髪がすぐに出てきてしまう…」

「もみあげの白髪って、すごく目立って嫌!」

そういった【もみあげの白髪】、気になっていませんか?

なかなか染められない日々が続くと、かなり気になってきますよね!

もみあげの白髪は、前髪の中や襟足等に比べてかなり見えやすい箇所です。

そして染める時にも、もみあげが体温が低いため染まりにくいというデメリットがあります。

本記事ではそんなもみあげの…

この記事を読んで分かる事
  • なかなかカラーに行けない時の染め方(ホームカラーのコツ)
  • 急なお出かけ時の隠し方
  • もみあげに白が良く生える原因
  • もみあげに白髪が増えない予防策

を解説していきます!

もみあげの白髪の原因は、サクッと短めに説明しますので対処法を知りたいという人は

目次から、その次の項目にジャンプしてください!

にっしゃん
関西でトップスタイリストをしている「にっしゃん」です!
かなり見えやすく染まりにくい、もみあげの白髪についてお悩みにお答えします!

関連記事>>>白髪が一か所に固まるのは体に不調がある場合があります。場所ごとの原因は「白髪が生える場所には意味がある!1か所に固まって生える人は要注意」で解説しています!

もみあげの白髪の原因は?なぜ早い?

もみあげに白髪が増える原因は、

  • メラニン色素の現象
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 生活習慣の乱れ
  • 遺伝
  • 加齢
  • 紫外線のダメージ

などの原因が主に上げられます。

ただしこれらの原因は、正直言うとはっきりと科学的根拠があるわけではありません。

髪の毛の色を付けるメラニン色素が、何らかの原因で異常をきたして色が付かなくなるのが

白髪です。

上記であげた内容は、それを起こす原因ではないかと考えられています。

もみあげの白髪はなぜ早く出てくる?(目立ってくる?)

もみあげの白髪が早く目立つ原因は、

  • 染めた時にしっかり染まっていない
  • 染めた後にすぐ取れてしまっている
  • 見えやすい部分なので目につく

といった原因が考えられます。

1つづつ解説します。

染めた時にしっかり染まっていない

冒頭でもお話ししたように、カラーを染める時は【温度】がかなり関係してきます。

それは室内の温度も勿論ですが、人間の体温も大きく関係します。

そしてもみあげは、頭の中でもやや体温の低い箇所です。

そのためカラーを全体に同じように塗っても、染まりが悪くなってしまうのです。

染めた後にすぐ取れてしまっている

もみあげは他の髪の毛に比べて、洗う回数が自然と多くなる場所です。

どういう事かというと、全体の髪の毛は夜にシャンプーする時1回だけという方が多いでしょう。

そしてもみあげ(顔周りの髪の毛)は、朝顔を洗う時にも水に触れています。

その時にも当然髪の毛に水が付くと、髪のキューティクルが開いて中の色が抜けていってしまいます。

なので、他の場所よりもカラーが抜けてしまい易い箇所なんです。

見えやすい部分なので目立つ

これは髪形にもよるかと思いますが、もみあげは基本的に耳より下にグッと伸びている分、風邪など吹くとチラッと見える。

アップ(ヘアアレンジ)にすると見える。

耳に掛けると見える。

といったように、かなり見える回数が多い場所なんです。

なので伸びてきている長さは同じなのに、気になるというわけです。

もみあげの白髪が目立ってきた時の対処方法

白髪染め(ホームカラー)をする

白髪をなくすなら、やはりこれ!

白髪染めでもみあげや見える所だけ染めると、根元が気にならなくなるからかなりオススメ。

詳しい染め方の解説は、下の項目で解説しています!

もみあげだけ染めたい場合、市販の白髪染め1つ全て使うと多いので計りで、10グラムづつ1液と2液を混ぜて使うと3回程使う事が出来ます。

もみあげを染める市販カラーの選び方
  • 少し暗めの色を選ぶ
    →染まりにくいので、濃いめのカラーを使う
  • 泡タイプより【クリームタイプ】
    →染めたいのは根元なので、泡だとしっかりと付きにくくなるのでクリームがオススメ

>>>白髪染めのオススメの染める頻度は「【白髪染め】美容師が教える白髪染めの頻度。白髪があると+4歳老けて見える!?」で解説中!

白髪用のカラーシャンプー、カラートリートメント

もう少しお風呂でお手軽に染めたいという人は、白髪用のカラーシャンプーやカラートリートメントがオススメ。

お風呂でこれを使うだけで、白髪に色が入るのでなかなか染めに行けない時の応急処置になります。

白髪隠し(白髪)マスカラを使用する

白髪隠しは、付けるとすぐにその部分に色が付くので急なお出かけ時やちょっと買い出しに行く時などに便利です。

髪の毛にダメージも出ないので、髪の毛を傷ませたくない人でなかなか忙しくて美容室に行けない人にもオススメのアイテムです。

因みに白髪隠しは基本的に1回洗えば取れるので、持続性は低くなりますが即効性はあるのでこちらも緊急時に1つあると役立ちます!


白髪を抜くのはいいの?

白髪を抜くのは、あまりよくありません!

「白髪を抜くと増える」と言うのをよく聞きますが、あれはあくまでも噂話で根拠のない話です。

ですが、白髪に限らず髪の毛を抜くという行為は髪の毛の毛穴に負担がかかってしまいます。

頭は毛穴が密集している部分でもあるので、白髪を1本抜く事で周りの毛穴にも影響が出かねません。

そして、白髪は根元の色を組織が加齢などにより異常が起きて、色が付いていない「白髪」が生えてきています。

なので抜いても白髪が治るという事もなく、また同じ毛穴からは白髪が生えてくる可能性が極めて高いです。

さらに抜くと生えてこなくなる可能性もあるので、絶対に白髪と言わず髪の毛は抜かないようにしましょう。

関連記事>>>「白髪は抜くと増えるは嘘?美容師が伝えるそれより「ヤバい」リスク!

もみあげの白髪を染める時(ホームカラー)のコツ

もみあげの白髪をお家で染める、コツを解説していきます。

準備

【準備物】

  • 市販のカラー剤(自分の髪色より少し暗めなものでクリームタイプの物)
  • はかり
  • カップ(タッパー、トレー、紙皿など)
  • マドラー(薬を混ぜれる物なら何でも可)

【下準備】

  • カラー剤の中にある1液と2液をカップに10グラムづつ1:1の割合で出す。
  • それにマドラーを差しておく。
  • 髪の毛はしっかりと事前に洗って、しっかりとタオルドライをしておく。

塗り方
  1. サイドの髪の毛を後ろにオールバックでとく。
  2. 上の髪が長くて邪魔なら、ピンで留めてもみあげが塗り易くしておく。
  3. 薬をしっかりと混ぜる。
  4. 指の腹でもみあげの根元にたっぷりとのせる。
    顔の地肌にはみ出すと地肌が染まるので注意!
  5. ラップをフワッとかけて置く。

放置時間
20分~30分放置する。
→薬剤は混ぜてから30分程度までしか、反応しないのでそれ以上置いても髪の毛が傷みます。

流す
最後に軽く染まっているか確認したら、普通にシャンプーをします。

もみあげの白髪が出ないようにする予防法は?

白髪になる原因は、初めの項目でも説明したように様々なものがあります。

ただどれも自律神経を整えて、ホルモンバランスを安定させることが大切です。

規則正しい生活習慣

生活習慣が乱れてしまうと、代謝なども悪くなってしまう為に髪の毛にとっても良くありません。

  • しっかりとした栄養を摂取する。
  • 十分な睡眠をとる。
  • 適度な運動をする。
  • ストレスをなくす。

上記の事を気を付ける事で、髪の毛が健康的になります。

ぬるま湯で半身浴をしたり、アロマを焚いてリラックスするというのも効果的でしょう。

紫外線に気を付ける

もう一つの原因として、紫外線で頭皮がダメージを受けてしまうと髪の毛に色を付けている機関である【メラノサイト】が異常をきたし、白髪になり易くなるという意見もあります。

顔や腕だけではなく、頭皮も紫外線予防をする事をお勧めします!

関連記事>>>紫外線がヘアカラーに与える影響を「日焼けすると紫外線でヘアカラーは色落ちする?美容師厳選3つの方法」で詳しく解説しています。

もみあげに白髪が増えると印象はどう見える?

もみあげに白髪が増えるという事は単純に、【見える場所に】増えるという事。

白髪の印象は、その人を実年齢よりも老けて見えさせてしまいます。

ある調査によると白髪がある人は、無い人に比べて実年齢よりも+4歳年上に見えるといったデータがあります。

やはり、白髪は見えるよりもない方がいいですよね!

>>>そういった白髪のデータや、白髪の染める頻度は「【白髪染め】美容師が教える白髪染めの頻度。白髪があると+4歳老けて見える!?」で解説しています。

まとめ

もみあげの白髪がすぐに出てくる!

と言うのは、普段お客様からとてもたくさん言われます。

すぐに美容室に行ける環境であればいいのですが、皆がそうじゃないですよね?

忙しかったり、今はコロナの影響で外にもなかなか出ずらい状況です。

そういった人のストレスが、今回ご紹介した方法で少しでも和らげば嬉しく思います!

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