fa-user「ヘアケア剤を使う時は、トリートメントが先?それともリンスが先?」
fa-user「付ける順番がいまいちわからない!」
そんな質問を日々多く頂きます。
この「順番」というのは、とても大切で1つ間違えてしまうと本来持つヘアケア効果が半減してしまいます。
正しい順番で付ける事で、髪の毛がサラサラになり朝のスタイリングをするのが楽しくなります!
ヘアケアの正しい順番
まず、よく順番が分からなくなるものの代表として…
- リンス
- コンディショナー
- ヘアパック(ヘアマスク)
- トリートメント
- 地肌用の栄養分(化粧水や育毛剤等)
- アウトバストリートメント
上の項目のお風呂に入っている時にする4種類のケアと、下の項目のお風呂を出た後にする2種類のケアについて解説していきます。
それぞれの効果が先に知りたいという人は、次の「それぞれの効果とは?」を読んでみて下さいね!
お風呂でするヘアケアの順番(インバス)
- シャンプー
- ヘアパック、ヘアマスク※週2回、3日に1回程度でOK
- トリートメント
- リンス、コンディショナー
シャンプーの正しい洗い方は、こちらの記事↓で解説しているので今回は割愛します!
リンス、コンディショナーを同じ位置に書いているのは、どちらもそれほど効果が変わらない為です。
リンスとコンディショナーのちがいとは?
一般に、リンスとコンディショナーはどちらも、主に髪の表面をなめらかにするものです。髪のすべりをよくすることで、キューティクルの傷みを防ぎ、パサつきにくくします。
引用: 花王株式会社
基本的に、内部に栄養分を入れるものを先に持ってきます。
そしてリンスやコンディショナーといった、外側をコーティングをするような物を最後に持ってきます。
間違っても先に、リンスやコンディショナーを付けないようにしましょう。
先に付けてしまうと、内部に栄養分が入っていく邪魔をしてしまいます。
ただ、最近のトリートメントには内部に外側のコーティング効果も併せ持つものも増えているため、トリートメントだけでその効果が賄えてしまうものも多く出ています。
関連記事>>>トリートメントの効果を最大限引き出すには「【美容師直伝】トリートメントをクシでとかすと3倍効果が出る!」で解説している方法を試して頂くと、髪の毛がサラサラになります。
お風呂を上がってからするヘアケアの順番(アウトバス)
- タオルドライ
- アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)
- ドライヤー
- 頭皮用の栄養分(化粧水や育毛剤等)
タオルドライは、しっかりと行っておく事で毛髪内部の水分の流出を防いだり、その後に付けるトリートメントの浸透を高めるのでしっかりとふき取るようにしましょう。
しっかりとタオルでふき取る事で、乾かす時間もかなり短縮されます。
関連記事>>>髪の毛を早く乾かす時短術は「美容師が教える髪の毛を乾かすタイミングと時間を短くする時短術」でご紹介しています。
アウトバスはドライヤー前に付けることにより、ドライヤーの熱から守る事が出来ます。
熱ダメージから守る事はもちろん、過度に髪の毛が乾燥する事も防いでくれるため髪の毛をしっとりと艶やかに仕上げる事が出来ます。
関連記事>>>どんなアウトバストリートメントを選べばいいか分からない!という人は「【ヘアケア】失敗しないアウトバストリートメントの選び方講座」をご参考下さい。
ドライヤーはしっかりと乾かす事で、キューティクルを引き締める効果があるので髪の毛の内部の栄養分の流出を防ぎ、表面が整うので艶が増すようになります。
関連記事>>>髪の毛がサラサラになるオススメのドライヤーは「【2020年版】髪の毛がサラサラになるドライヤーランキングTOP3」でご紹介しています。
頭皮用の化粧水や育毛剤は、ドライヤーの後にします。
理由は、頭皮用の商品には浸透を促進させるためにアルコール成分が含まれているものが多く存在します。
アルコールは水分よりも蒸発してしまいやすく、ドライヤーの前に付けてしまうとすぐに蒸発して頭皮への浸透効果が半減してしまう為です。
以上が正しい順番になります!
ただ、「それぞれのトリートメントの役割って何?」という人は、それぞれの付け方のポイントも解説しているので、是非次の項目も合わせて目を通してみて下さい!
それぞれの効果とは?
ヘアパック、ヘアマスクの効果
基本的には、しっかりと栄養分を髪の毛の内部まで入れるための物です。
かなりしっかりとした栄養分が入っているため、仕上がりの質感はしっとりと重ためになるものが多く、毎日使うとベタベタしてふんわりとした空気感の無いヘアスタイルのなる為、週に2回程度の使用にしましょう。
トリートメントの効果
こちらも、栄養分を毛髪内部に届けてくれる効果があります。
ヘアパックと少し違うのは、質感をさらさらっと軽い仕上がりにするために栄養分を抑えた、軽いタイプのトリートメントもあります。
その他にも、地肌の乾燥を保護してくれる地肌用のトリートメントもあったり様々な悩みに応じて、毎日のデイケアとして活躍してくれます。
付けた後に、両手の手のひらで挟んで軽く押し込むと、手のひらの熱で浸透効果ぎアップするのとキューティクルの隙間から浸透しやすくなります。
時間がある時は、そのまま蒸しタオルを巻いて5分程してから流すと更に効果的です!
リンス、コンディショナーの効果
リンスやコンディショナーは、髪の毛の一番外側をコーティングする事が主となります。
外側をコーティングするので、手触りが良くなったり髪の毛同士の摩擦で傷んでしまうのを軽減してくれます。
最近では、内部に少し栄養分が入るものも出てきているのですが、まだまだ補修効果は少ないのでダメージ毛にはトリートメントを選ぶ方が良いでしょう。
逆に、時間を置き過ぎるとコーティングされ過ぎてしまって、ペタッと重たい仕上がりになるものもあるので注意が必要です。
流すときは、サッと流して少しヌメリが残るかな?という程度に流してあげると良いでしょう!
アウトバストリートメントの効果
前の項目でも書きましたが、お風呂上がりのドライヤー前に付ける事で髪の毛を、ドライヤーの熱から守ってくれる効果があります。
もちろん内部にも水分補給をしてくれるので、パサパサして乾燥してしまう髪の毛には必ず付けるようにしましょう。
更に紫外線等の、外的刺激からも守ってくれる効果もあります。
この時付け過ぎてしまうとベタベタして、洗い流さないと取れなくなってしまうので注意が必要です。
日中でも、鞄の中に入れておいてパサつきが気になる時に付けてあげると◎
頭皮用の化粧水の効果
乾燥しやすくなった頭皮に、水分補給をしてくれたり、日焼けなどの頭皮の炎症を沈めてくれる効果があります。
何故かというと、1日に出た皮脂などの頭皮を潤す成分が、シャンプーで流れ落ちてしまっているからです。
育毛剤の効果
育毛剤には、髪の毛が生えるものと思っている人も多いですが、どちらかというと「髪の毛を抜けないようにキープしてくれる」という効果があります。
抜け落ちないようにする事で、新たに髪の毛が生えてくると実質増毛するという事ですね。
理由は、頭皮に浸透を促進させるようにアルコール成分が含まれています。
そのアルコール成分が、付けるタイミングによって先に蒸発してしまい浸透する効果が半減してしまうからです。
具体的な付けるタイミングとして、お風呂上りで髪の毛を乾かした後です。
そして時間は22時~2時までの4時間の間に成長ホルモンが分泌されるので、その間に付けてしっかりと寝る事が髪の毛をより成長させてくれます。
\遺伝にも効く育毛剤/
まとめ
もう一度言いますが、正しい順番でヘアケアを行う事で髪の毛がサラサラになります。
要点は、
- 髪の毛の内部に入れるのもから、先に付けていく。
ヘアマスク→トリートメント→リンス、コンディショナー - お風呂上りに髪の毛と頭皮を保湿する。
この順番を守って、ケアしてみて下さい!
これをしっかりと守る事で、髪の毛が見違えるように綺麗になります。
では本記事も最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
以下にヘアケアに大事なドライ(乾かす事)の記事もまとめておいたので、是非目を通してみて下さいね。
次の記事>>>「【ヘアケア】オイルで、大注目のN.ポリッシュオイルの使用感と正しい使い方」