【美容師直伝】トリートメントをクシでとかすと3倍効果が出る!

「トリートメントはクシでといた方がいいの?傷まない?」

「トリートメントの効果を最大限に引き出すには?」

本記事では、そういった疑問にお答えしていきます!

髪の毛が傷んでしまって気になるという人、トリートメントは必須のヘアケアアイテムです。

そんなトリートメントの効果を最大限に引き出すコツは、

トリートメントの時にクシを使う事です!

クシを使う事で…

  • 髪の毛1本1本がサラサラになる。
  • 髪の毛が絡まらなくなる。

と言った効果が期待できます。

ただし、間違った使い方をしてしまうと

  • キューティクルが剥がれて、髪の毛がパサパサになってしまう
  • 髪の毛が切れやすくなってしまう。

と言った事に繋がってしまいます。

にっしゃん
今回は、ヘアケアに必須と言っても過言ではない「トリートメント
の効果の引き出し方」について、トップスタイリストである私が分かり易く解説していくよ!

関連記事>>>髪の毛がパサパサしてしまう人は「お風呂上がりに髪の毛がパサパサする人は水分不足が原因!6つの対策」でパサつきの原因と対処方法をまとめています。

>>>また、トリートメントを毎日するのは良くないの?と言った疑問には「「トリートメントは毎日するとダメ」は間違い?それが嘘な3つの理由」で詳しく解説しています。

トリートメントの時にクシで梳くと全体に行き渡る!

トリートメントを髪の毛に付けると以外にも毛束の表面にだけついて、中の方を裂いてみるとトリートメントが付いていない事が分かります。

それを、いちいち裂いて確認して…っとやっているとトリートメントがなかなか終わりません。

そしてその内、毎日やるのが面倒臭くなってきます。

そこで、クシを使うんです!

クシを使ってコーミングすると一発で髪の毛の1本1本に、トリートメントを行き渡らせることができます!

コーミングとは?
コーミングとは美容用語で、「クシで髪の毛をとく」という事をコーミングと呼びます。

トリートメントでクシで梳く時の手順

  1. シャンプー後の髪の水分を、軽くタオルでふき取る

  2. 髪の毛の、中間~毛先にトリートメントを付ける

  3. クシで髪の毛を優しく梳く

  4. 5分程時間を置く
    ※この時に両方の手の平で挟んで温めてあげると、遠赤外線効果で浸透が良くなります。

  5. 少し水分を髪に付けて、少しクシで馴染ませる

  6. 洗い流す
    ※少しヌメリ気が残る位で洗い流す

:はじめのコーミングで、髪の毛の1本1本にトリートメントを行き渡らせます。

:そして5分程放置する事で、髪の毛の中にトリートメントが浸透する時間を与えてあげます。

:最後に、水分が中に入って少し乾燥してしまった状態になるので、シャワーのお湯でいいので髪に少量付けてそれをクシで馴染ませます。

こうする事で髪の毛が驚くほどツヤツヤで、毛先のパサつきが無くなります!

次に、コーミングをする時の注意点を解説していきます。

トリートメントでクシを使う時に注意点

ただクシを使っても、間違った使い方をすると髪の毛が逆に傷んでしまう場合があります。

目の粗いコーム(くし)を使う

コームは必ず、

目の粗いコーム(クシ)

を使う様にして下さい。

それはなぜかと言うと、目の細かいコームを使うと…

  • 髪の毛との摩擦が大きくなり、キューティクルにダメージを与えてしまう
  • せっかく付いたトリートメントを隙間が無いので、そぎ落としてしまう

と言った事があるからです。

目安として、どの程度洗いコームを使うと良いのかと言うと、

↓下の様なコームを使ってください!

オススメのコーム(クシ)

このコームは実際にサロンでもよく使われているコームでクシの目の1つ1つの角が丸いので、髪の毛のアタリが非常になめらかです。

なので髪の毛を傷めることなく、トリートメントを行き渡らせる事が出来るのでかなりおすすめのコームです!

コーミングの向きは根元から毛先に向かって

コーミングの向きは必ず、

根元から毛先に向かって、クシを通すようにして下さい。

髪の毛のキューティクルは毛先に向かってうろこ状に閉じているので、これを反対から説いてしまうとキューティクルに負荷がかかり、剥がれてしまいます。

キューティクルが剥がれてしまうと、当然髪の毛がダメージするので乾かした後の仕上がりがパサパサした髪の毛になってしまいます。

髪の毛が絡まる時は毛先から徐々に梳く

トリートメントを付けてコーミングをした時に、くしが引っかかるようであれば無理にとかずにすぐにクシを抜いて下さい。

その後、毛先の方から徐々に絡まりを取るようにコーミングしていきます。

トリートメント成分が付いているので、絡まりがすぐに取れ綺麗にとく事が出来ます。

無理に引っ張ってしまうと、切れ毛に繋がるので注意しましょう!

ただし、クシでのとき過ぎはNGです…

「そうなんだ!」

「クシで梳くと綺麗になるんだ!」

と思ってクシでガシガシと梳いてしまうと…

  • 正しい梳き方をしていても、摩擦が掛かるので傷んでしまう
  • 粗い目のコームを使っていても、トリートメントをそぎ落としてしまう

と言ったデメリットが出てしまいます。

あくまでも【優しく】かつ【必要最低限】と言うのが重要になります。

まとめ

この記事のまとめ
  • トリートメントはクシで梳く事で、1本1本に行き渡り易くなる
  • トリートメントのクシで梳く手順
    1.水分を軽く拭きとる
    2.中間~毛先にトリートメント塗布
    3.コーミング
    4.5分放置
    6.少し水分を足してコーミング
    7.洗い流す
  • コーミングの時の注意点
    →目の粗いコームを使う
    →コーミングの向きは根元から毛先に向かって
    →髪の毛が絡まる時は毛先から徐々に梳く
  • 髪の毛のコーミングのし過ぎには注意する

トリートメントの時にコーミングを行う事で、通常以上のトリートメント効果を発揮させることができます。

普段しない人からすると、少し手間ですがそのひと手間が髪の毛のダメージから守ってくれます。

トリートメントの時に正しくクシを使って、サラサラヘアーを手に入れて下さいね!

関連記事>>>ちなみに…トリートメントを流し忘れてしまうと様々なデメリットがあります。そんなデメリットは「【美容師解説】トリートメントの流し忘れに起こる3つのデメリット」で解説しています!

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