タオルドライで抜け毛が増える5つの間違ったやり方と正しい3step

お風呂上りに洗面台で髪の毛を乾かしていて、「抜け毛がたくさん落ちてるな」と感じた事はないでしょうか?

皆が普段、普通にやっている「タオルドライ」

実はこのタオルドライのやり方次第で、抜け毛が増えるのって知っていましたか?

間違ったやり方をすると、当然抜け毛も増えてしまいます。
毎日する事なので本記事で紹介する正しいやり方をマスターして、抜け毛を減らす事をお勧めします!

タオルドライとは?なぜ大切なの?

まずタオルドライとは、読んで字のごとくタオルでドライ=乾かすという事です。

ただし、ごしごしと拭くだけというのだと何のケアにもなりません。むしろ傷めてしまう一方です。

タオルドライの理想的な2つの目的は

  • 髪の毛の環境を健康に保つ。
  • 頭皮の環境を健康に保つ。

    この2点です。

    髪の毛、頭皮の両方とも水分があまりにも残っている状態だと衛生的によくありません。

    髪の毛は、水分が残っているとキューティクルが開いた状態になっているので、毛髪内部の栄養分や成分が流れ出ていってしまう状態になっています。

    あと単純に濡れたままだと、寝る時に気持ち悪いですよね?笑

    タオルドライでしっかりと水分を拭き取ってあげる事により、ドライヤーの時間が短くなるので夜早く寝る事が出来ます。

    頭皮にも水分が残っていると悪影響があります。

    頭皮には、普段頭皮環境を整えている「常在菌」というものが存在しています。

    普段この菌は、悪さをしないのですが水分がたくさんあるとこの「常在菌」が異常繁殖をしてしまいます。

    そうなると、ひどい場合は脂漏性皮膚炎になり抜け毛になったりします。

    なので頭皮環境を整えるという意味でも、しっかりとしたタオルドライの技術を身につけたいですね!

    では、次の項目でなぜタオルドライで抜け毛が出てしまうのか?という所に触れていきますね!

    抜け毛が増えるタオルドライ方法/これだけはやらないで!

    タオルでゴシゴシ強く擦る

    タオルでゴシゴシと強くこすってしまうと、当たり前ですが髪の毛も引っ張れてしまいます。

    髪の毛の毛周期は、

    成長期(伸びる)⇒退行期(抜ける)⇒休止期

    というサイクルで回っています。この成長期から退行期に移行しようとしている髪の毛を、タオルでゴシゴシしてしまう事で無理やり引き抜いてしまっています。

    髪の毛はとてもデリケートな物だ、という認識で優しく拭いてあげるようにしましょう!

    さらにゴシゴシすると、摩擦で髪の毛が傷んでしまいます。頭皮にも摩擦により負担が掛かってしまいますのであくまでも「ソフトに」です。

    髪の毛同士を強く擦っている

    髪の毛の毛先を拭く際に、タオル越しに手の平で竹トンボをぶんぶん回すみたいに、髪の毛同士をこすっていませんか?

    これをすると当然、髪の毛の根元も引っ張れてしまいます。

    本来抜けない髪の毛まで抜けてしまいますので、絶対にやめましょう!

    そして抜けるのとは少し違うかもしれませんが、髪の毛へのダメージが大です。切れ毛になる可能性が高いので優しくソフトにポンポンと叩く程度にしておきましょう。

    タオルを被せたままにする(タオルターバンしたままにしている)

    お風呂上りに、髪の毛が濡れたまま少し乾くまでターバンをして過ごすという人を数多く聞きます。

    濡れたままタオルを被せて長時間おくと、かなり危険です!

    水分により頭皮の常在菌が異常繁殖して最悪の場合、脂漏性皮膚炎という皮膚病になってしまいます。

    脂漏性皮膚炎の症状

    最初、頭皮がかさかさしてきて、ふけの様な症状が出現します。やがて赤いぶつぶつができ、頭皮が赤くなり、ふけは益々ひどくなってきます。同時に脱毛がみられることもあります。

    引用:一般社団法人兵庫県医師会

    上記でもあるように脂漏性皮膚炎になると脱毛する恐れがあります。

    更にはフケなども出るため、周りからの印象も「清潔感の無い人」という印象を与えてしまいます。

    お風呂上りには、必ずすぐに髪の毛を乾かすようにしましょう!

    爪を立てながらしている

    爪を立てながらタオルドライをすると、タオル越しとはいえ頭皮には多大な負担が掛かってしまっています。

    爪によって傷いてしまった頭皮は、その傷を治そうと多大な栄養分を使います。すると、本来髪の毛にいくはずだった栄養分も取られてしまう為、髪の毛の強度が弱くなり抜けやすくなってしまいます。

    なので必ず、指の腹を使って頭皮を拭くようにしましょう。

    使い古したタオルを使っている

    使い古してクタクタになったタオルは、薄く固くなってしまっているので頭皮や髪の毛との摩擦を大きくしてしまいます。

    タオルの仕様頻度にもよりますが、半年~1年の間に新しいタオルに交換するようにしましょう。

    おすすめは、フワッフワの吸水タオルだと早く水分が拭き取れるため、髪の毛や頭皮への負担が少なくてすむのでオススメです!

    抜け毛が防げるタオルドライ方法

    1、タオルを頭にふんわりとかける

    まずは、タオルをふんわりと頭にかけてタオルドライの準備です!

    間違っても、タオルターバンをして放置はやめましょう!

    2、頭皮の水分を拭き取る

    始めに、頭皮の水分を拭き取ります。

    先に頭皮を拭かないと、毛先に水分が伝ってくるので二度手間になってしまうためです。

    やり方は、両手の指の腹で頭皮を優しくマッサージするようなイメージでタオルを使い拭き取っていきます。

    あくまでも、やさしーくです!

    3、毛先の水分を拭き取る

    頭皮が拭けたら、次は毛先です!

    毛先をタオルで優しく包み、両手の平でポンポンと叩くイメージで髪の毛の中に入り込んでいる水分を拭きとります。

    この時も「絶対に」ゴシゴシと擦らないように!!

    ここまで終われば、あとはドライヤーで乾かしていきます。

    抜け毛が少なくなるオススメのタオル

    オススメのタオルは、吸水性が抜群の「速乾性マイクロファイバータオル」がオススメです!

    速乾性タオルを使う事で、優しく包みこむだけで水分がしっかりと拭き取れ、ゴシゴシ擦らなくてもよくなります。

    さらに、普通のタオルより水分をしっかり持っていってくれるので、乾かす時間も早くなります!仕事などで忙しい人には是非使って見て欲しいタオルです!

    まとめ

    タオルドライは、やり方を間違えると抜け毛が増加します!

    タオルドライの要点をまとめておくと、

    • 頭皮、髪の毛をゴシゴシ擦らない
    • タオルターバンをしたままにしない
    • 爪を立てない
    • 使い古したタオルを使わない

    これを守るだけで、洗面台の抜け毛が激減します!

    直ぐに実践出来る方法ばかりなので、今日から是非意識してみて下さい!

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