朝、枕を見ると抜け毛が沢山。。。
そんな抜け毛を見て、不安になった事ないでしょうか?
基本的に枕に抜け毛が付くのは、当たり前の事です。
ただし問題はその本数で、たくさん枕に付いていると薄毛の兆候でもあります。
結論から言うと、具体的な本数は「20本」以上になると危険です。
抜け毛の1日平均は50~100本
人間の髪の毛は、平均して10万本あるとされています。
そして、1日に抜ける抜け毛の本数は何と【50本~100本】抜けます。
そう聞くと、意外と多く感じるかもしれません。
ただ、100本抜けたとしても全体の1/1000でしかありません。その本数が抜けた所で、また新たに髪の毛は生えてきているので減ってしまうという事はないです。
では、その100本の抜け毛は1日のどのタイミングで抜け落ちていくのでしょうか?
次の項目で説明していきます!
1日の抜け毛はお風呂が8割
1日の抜け毛のタイミングは、個人差があります。
ですが、大抵の場合抜けたとしてもスタイリング剤で他の髪とくっついていたり、ゴムで結ばれていたりするので髪の毛の中に留まっています。
それがいつ落ちるのかというと、お風呂で頭を洗うタイミングです。
シャンプーの時に8割がでてくるので、本数になおすと多い場合80本近くの髪の毛がシャンプーによって洗い出されます。
結論:枕に20本以上つくと危険
シャンプー時に抜け毛が80本が出るという事は、1日の中での残りの抜け毛は正常だと20本ということになります。
その残り20本もしくは、20本以上が枕に付いていると、どうでしょう?
寝ている間に20本以上という事は、その他に起床して普段生活している中で更に抜けているという事になります。
これは、1日の平均抜け毛本数の100本を上回っている事になります。
なので、朝起床して枕に20本以上の抜け毛が付いているということは、薄毛になるリスクがかなり高くなっています。
因みに、人間の髪の毛は10万本ある
人の髪の毛は、平均すると約10万本あると言われています。
なので1日に10万本のうち100本が抜けたとしても、少なくなったなという感じは受けません。
1000分の1なんですから。。
それでも減らないという事は、単純にそれだけ生えてきているので減らないと言うことです。
しかし、1日に抜けた本数を毎日しっかり数える、というのもムリがあります。
数える事は出来ないですが、最近少なくなった!?
と感じる人は異常に抜け始めている可能性があります。
では、枕に20本以上の抜け毛が付いていた時の対処方法を、次の項目でご紹介します!
枕に20本以上の抜け毛が付いている場合の対処方法
しっかりと乾かしてから寝る
髪の毛が濡れたまま寝てしまうと、頭皮に雑菌が沸きやすくなります。
更に頭皮を健康に保つ常在菌も異常繁殖してしまう可能性も高めてしまい、最悪の場合「脂漏性皮膚炎」という皮膚病を引き起こします。
この「脂漏性皮膚炎」は、その症状の中に脱毛するという恐ろしい症状が隠れているためお風呂上りは必ず、すぐに髪の毛を乾かして寝るようにしましょう。
頭皮が乾燥している
頭皮が乾燥してしまうと、あらゆるトラブルを巻き起こしやすくなってしまいます。
頭皮が乾燥する事で、髪の毛に栄養分が行き渡りにくくなり髪の毛の毛根が弱ってしまいます。そうなると髪の毛は簡単に抜けてしまう状態になります。
さらに頭皮が乾燥する事で、かゆみを引き起こします。
頭皮をガシガシと掻いてしまい、爪などによって傷付いてしまった頭皮は傷口の修復に栄養分を使おうとします。そうなると本来髪の毛に行くはずだったものが頭皮の修復に使われてしまう為、髪の毛がどんどん痩せ細っていってしまいます。
- 頭皮用の化粧水を使用する。
- 頭皮用のシャンプー、トリートメントを使用する。
- シャワーの温度を38度以下にする。
- お風呂上がりは、すぐにしっかりと水分が残らないように乾かす。
寝る前にブルーライトを見ない
ブルーライトには、メラトニンという眠たくなるホルモンの分泌を抑えてしまう効果があります。
寝る前にブルーライトを長時間見てしまうと、このメラトニンが抑えられて眠気が引いてしまいます。
睡眠と髪の毛は密接な関係があり、特に22時~2時の4時間は成長ホルモンが沢山分泌される時間帯なのでこの時間に睡眠をしっかりととる事が、抜け毛を抑えるポイントになります。
さらに、長時間スマホやパソコンを見ているとどうしても同じ姿勢でいる事が多くなります。
そうなると体も頭皮も凝り固まってしまい、血行不良を引き起こします。
血行不良になると当然、髪の毛に栄養分が行きずらくなり薄毛になり易くなってしまいます。
髪の毛に有効な食べ物を摂る
人間の体は食べのを食べて、食べ物の栄養分で構成されています。
髪の毛も当然例外ではなく、髪の毛に有効な栄養分というものが存在しています。
抜け毛の対策で取っておきたい栄養分は、
- たんぱく質(髪の毛の主成分であるケラチンたんぱく質に変わります)
- 亜鉛(たんぱく質が髪の毛として生成される際に使用されます)
- ビタミンA,E(血行促進させ髪の毛に栄養を行き渡らせやすくするので抜け毛予防に最適です)
最低でも、この3種類の栄養分は摂取しておくとか抜け毛を抑えられます!
生活習慣を改善する
生活習慣が悪いと、血行不良を引き起こし髪の毛が栄養不足で抜け落ちてしまう原因となります。
具体的NG行動は、
- 喫煙
- 睡眠不足
- 運動不足
- ストレスを溜める
- 暴飲暴食が続いている
これらのNG行動をしてしまうと、間違いなく髪の毛は正常なサイクルよりも早く抜け落ちてしまう事になります。
枕カバーを清潔に保つ
枕カバーは、毎日頭に直接あたるものなので必ず清潔に保ちましょう。
人は1日にコップ1杯分の汗をかきます。
枕カバーに汗が染みこんでしまうと、雑菌が繁殖してしまう為皮膚病の原因となり抜け毛に繋がってしまいます。
枕カバーを洗う頻度として、2~3週間に1回洗う様にしましょう。
皮脂を抑える
皮脂が過剰に分泌されると、毛穴の詰まりになり髪の毛に上手く栄養分を送ることができなくなるため、髪の毛の抜け毛のに繋がってしまいます。
まず、第一に脂っこい食事は避けるようにしましょう。
脂っこい食事ばかりを食べていると当然毛穴からの皮脂量も多くなってしまいます。
次に、お風呂上がりは必ず頭皮用の化粧水を使うようにしてください。
皮脂には頭皮を乾燥から守るという働きもあるため、シャンプーをしっぱなしの乾燥した頭皮のままではその防御機能が働き、過剰に皮脂が分泌されてしまいます。
育毛剤を使う
育毛剤は発毛剤とは違い、「毛を育てる」事に特化した栄養剤です。
お風呂上がりに頭皮に育毛剤を付けてあげる事で、髪の毛が抜け落ちにくくなります。
追記:1日に200本抜けると危険なの?
最近お客様から、「かなり抜ける気がする」と言われたり「中には1日に100本以上抜けてる気がする」と言われる事もあります。
以下のサイトでこのような研究結果も出ています。
人によって大きな差があります。
引用:日本毛根抜け毛研究会
私が調べた結果では 少ない人は10本以下の人から多い人で200本以上の人がいました。(シャンプーの時だけで)
そうです。
中には1日に200本以上の髪の毛が、抜ける人もいます。
そして、1日に200本抜けても季節によっては異常ではありません!はげません!
しかし、季節によっては異常で危険信号です!
秋は抜け毛の季節
基本的に秋は、抜け毛が多くなる季節と言われています。
理由は、
- 夏に紫外線のダメージを受けている。
- 夏の冷房で血行不良になっている。
- 冬の寒さに向けての生え変わり。
等の理由に、より抜け毛が多くなります。
この時期は多いと1日に200本以上の髪の毛が抜けることもありますが、この季節が終わると徐々に正常な50本~100本へと戻っていきます。
なのでこの季節に一気に髪の毛が抜けたとしても、また生えてくるので大丈夫です。
しかし秋が終わっても、まだ抜け毛が続くようなら要注意です!
まとめ
寝る時は、ほとんどの人がスタイリング材などが付いていない素髪の状態で寝ます。
当然、抜け毛が落ちやすい環境です。
もう一度言いますが、素髪の状態で枕に「20本以上」の髪の毛が、1日で付いていると薄毛になる可能性があります。
朝起きるとたくさん抜け毛が落ちているという人は、是非本記事で説明した対策を実践してみてください!