頭皮が赤いのは異常反応!そのままにしとくと抜け毛のリスクが高まる

「頭皮の色」って気にした事はありますか?

実は頭皮の色には、それぞれ頭皮の健康状態を表す目印であり、頭皮で何か異常が起きていると頭皮の色を見ると分かってしまうんです。

因みに健康的な頭皮の色は、「青白い色」をしています。

これ以外の色になっていると、大なり小なり何か頭皮に異常が起こっているので注意が必要です。

本記事では、よく頭皮に起こる代表的な「赤くなる」「赤い斑点が出る」という症状について、解説していきます。

にっしゃん
トップスタイリストのにっしゃんです!
毎月300人のお客様を見させて頂いていて、頭皮が赤くなってしまった場合の対処方法も分かり易く解説していきますので、ぜひ最後まで読んでみて下さいね!

頭皮が赤い時の2つの原因

頭皮が赤くなる原因として、主に2つの原因があります。

大抵の場合、このどちらかの原因が酷くなっていて頭皮の赤味に繋がっています。

血行不良

血行不良と聞くと、あまりピンとこない人も多いと思います。

暖かくてポッとすると赤くなるんじゃないの?

なんてイメージもあるかと思います。

では逆に寒ーい日に外から帰ってきて、鼻の頭やほっぺたが赤くなっていた事はないでしょうか?また目にした事はないでしょうか?

あれは、皮膚の表面にある毛細血管が血行不良を起こしうっ血する事で、表面が赤くなってしまいます。

つまり、頭皮の毛細血管も血行不良を起こす事で赤くなってしまうのです。

炎症

炎症を起こすと、赤くなったり赤い斑点が出来てしまったりします。

炎症の原因は様々で、

  • シャンプーが合っていない
  • カラーやパーマ等によるアレルギー反応
  • 脂漏性皮膚炎
  • 紫外線
  • ストレス

などの原因が挙げられます。

どれも頭皮に多大なダメージを与えてしまうので注意が必要です。

そして次の項目で、それらの原因が酷くなってしまった時にどうなるのか?という事を解説していきます。

どちらも酷くなると抜け毛を引き起こします

酷くなると、髪の毛が抜けてしまいます。

血行不良による抜け毛

髪の毛には、毛根に毛細血管が繋がっておりその毛細血管を通じて髪の毛に栄養が行くようになっています。

その毛細血管が血行不良に陥ると、当然髪の毛には栄養分が運び込まれずにどんどん髪の毛は痩せ細っていきます。

そして、最後には抜けてしまうんですね!

炎症による抜け毛

炎症によるものだと、パーマやカラーやシャンプー剤が合わなかったのであればパーマ、カラーをやめる。シャンプー剤を別の低刺激な物に変える事で解決できます。

ただ、怖いのは脂漏性皮膚炎でこれは完全に体質が異常をきたして起こします。なので前述したものと違い、内側から起こるというのが怖いのです。

脂漏性皮膚炎がなぜ起こるのかというと、皮脂が通常よりも多く分泌されてしまう事で普段頭皮の環境を守っている常在菌が異常繁殖してしまいます。

すると、普段悪さのすることの無い常在菌が増えすぎてしまう事で、炎症を起こしてしまいます。

さらに炎症が酷くなると、髪の毛の生えてくるサイクルが不安定になり抜け毛へと繋がります。

常在菌は、頭皮のニキビを引き起こす事も有るので、頭皮ニキビが出てきたら注意しましょう。

次の項目で、それぞれの対処方法を解説していきますね!

頭皮が赤い時の対処方法

血行不良の場合の対処方法

正しいシャンプーのやり方を覚える

まずは、すぐにできる方法として正しいシャンプーの方法を覚えましょう!

正しくシャンプーする事で、頭皮の血行も良くなり頭皮環境が健康に保たれます。

頭皮マッサージをする

頭皮も肩などと同じように、普段普通に生活していると凝り固まってしまいます。

そして凝り固まると血行不良を起こすので、マッサージでほぐしてあげる事が大切です。

頭皮マッサージのやり方
  1. 両手を大きく広げて、全ての指の腹で側頭部を優しく持ちます。
  2. 頭皮を動かす事を意識しながら、上にグッと5秒ほどかけてゆっくりと引き上げます。
  3. 5秒経ったら優しく離します。

これを、2~3セット繰り返します。

朝、お風呂あがりに加えて日中気が付いた時にするようにしましょう!

ヘッドスパを受ける

サロンでプロにマッサージしてもらうのも、かなり効果的です。

ヘッドスパを受けると、頭皮の凝りはもちろんアロマオイルなどを使用するコースもあるので、リラクゼーション効果が得られます。

普段抱えているストレスの改善にもなるので、気になるけどやった事はない、と言う人は是非やってみてくださいね!

半身浴などでしっかりと温まる

週1回~2回、半身浴をすると血行不良が改善されます。

半身浴のPoint
1回の入浴時間は、約20分~30分程を目安に。
脱水症状を起こさないよう事前にしっかりと水分を摂ってから、入浴しましょう!

炎症を起こしている時の対処方法

シャンプーを変える

特に市販のシャンプーを使っている場合は、要注意。

市販のシャンプーは、洗浄力がかなり高く必要な皮脂も流しすぎてしまいます。

すると、頭皮が乾燥してしまい余計に皮脂が出て、脂漏性皮膚炎の原因となります。

当然パーマやカラーで炎症を起こしてしまった場合も、市販のシャンプーを使うと刺激が強すぎて悪化してしまう場合があります。

少し値段が高くても、ちょっと良いシャンプーを使うことをお勧めします!

もし、高くて買えないよ!という人は、市販で買えるH&Sの頭皮用シャンプーが安価で頭皮ケアも出来るのでコスパが良いです!

食事で脂分を抑える

脂っこい食事、美味しいですよね。

でもそんな食事ばかり摂っていると、皮脂が過剰に分泌されるようになってしまい、常在菌が異常繁殖してしまいます。

こうなると脂漏性皮膚炎になり、抜け毛のリスクも格段にアップしてしまいます。

野菜を食べるなどして、常に健康的な食事を心掛けましょう!

頭皮用の化粧水を使う

頭皮が1度炎症を起こすと、なかなか治らないケースもあります。

そんな時に試してみて欲しいのが「頭皮用の化粧水」。

頭皮用の化粧水には頭皮の保湿効果はもちろん、炎症などの鎮静効果もあります。

日焼けなどで赤くなってしまった頭皮にも炎症を抑えてくれるのでオススメです!

病院の皮膚科に相談する

炎症が酷くてなかなか収まらない場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。

皮膚科を受診すると、症状にあった塗り薬や飲み薬を処方してもらえるので治りが早くなります!

髪の毛が抜けてしまってからでは、遅いですよ!!

まとめ

健康な頭皮の色は「青白い色」です。

赤い場合は、

  • 血行不良
  • 炎症

このどちらかが、頭皮に起こっています。

対処方法は、以下↓

血行不良の場合
【頭皮の血流を良くする事を心がける】
  • 頭皮マッサージ
  • 正しいシャンプー方法
  • 半身浴
炎症を起こしている場合
【炎症を起こしている原因を見つける】
  • アレルギー反応を起こしているものを使わない様にする。
  • 皮脂を抑える。
  • 頭皮の保湿をしっかりとする。

すぐに出来るものもあるので、まずは頭皮が赤いなと感じたら出来る事からやってみる事をお勧めします!

では最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!

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