美容師が教える髪の毛を乾かすタイミングと時間を短くする時短術
にっしゃん
髪の毛を乾かすのってめんどくさくないですか?

「髪の毛を乾かすのが面倒臭い!」

「髪の毛が早く乾く何かいい方法は無いの?」

本記事ではそういった疑問にお答えしていきます!

にっしゃん
皆さん!
乾かすタイミングを後回しにしてしまってませんか?

それ「髪の毛がパサパサになる原因」です!

乾かすタイミングは、必ず頭を洗ったらすぐに乾かすようにしましょう。

本記事では、すぐに乾かす理由(メリット)と早く乾かす方法をヘアケアマイスターの資格を持つ私「にっしゃん」が分かり易く解説していきます!

本記事を読んで分かる事
・髪の毛を乾かすタイミング
・早く乾かすメリット、デメリット
・早く乾かす時短術
・早く乾かす時にお勧めアイテム

関連記事>>>髪の毛が早く乾くハイパワーなドライヤーが知りたいという人は「【2020年版】髪の毛がサラサラになるドライヤーランキングTOP3」でご紹介しています!

髪の毛を乾かすタイミング

髪の毛を乾かすタイミングは、「濡れたらすぐ乾かす」

これが鉄則です。

理由は

  • 髪の毛の構造
  • 衛生面

この2点からお伝えします。

【髪の毛の構造】濡れたままはキューティクル全開です。

テレビのCMなどでも見たことがあると思いますが、髪の毛の表面には拡大してみるとキューティクルと呼ばれる、うろこ状の表皮に覆われています。

このキューティクルの役割は、外部の刺激から守ってくれると同時に内部の栄養分が外に流れ出ていかない様にしてくれる役目を果たしています。(カラーをしている方はカラーの色が流出するのも防いでくれます)

そして髪の毛が水分を含むと、髪全体が膨張してキューティクルが開いた状態になります。

言わば蓋が空いている状態です。

このまま時間を少し置くという事は、その間にどんどん内部の栄養分が流れ出ていってしまい、髪の毛がスカスカのパサパサになる原因となります。

関連記事>>>髪の毛を自然乾燥する事による髪の毛や頭皮への影響は「髪の自然乾燥が綺麗になるは嘘?はげる原因にもなる5つのデメリット」で詳しく解説しています。

【衛生面】雑菌が繁殖しやすくなります。

水分が毛髪または頭皮に残っていると、頭に雑菌が繁殖しやすくなります。

もともと頭皮には、数種類の菌が存在しています。
雑菌が繁殖し過剰に増えてしまうと頭皮が炎症を起こしやすくなり、「フケ症」の原因となります。

関連記事>>>もし既にフケがでて困っている!という人は「髪の毛にフケが目立つ人用予防法!3つのバランスが崩れると出やすくなる?」もご覧ください!

更に、頭皮から生乾きの匂いもしてくるようになるので髪の毛を洗ったらすぐに乾かすようにします。

髪の毛をすぐ乾かす事のメリット

髪の毛をすぐに乾かすと

メリット
・髪の毛がまとまりやすくなる。
・ふんわりボリュームが出やすくなる。
・傷みにくくなる。
・カラーが持ちやすくなる。
・トリートメントのサラサラ感の持ちも良くなる。


髪の毛はが傷まなくなったりカラーの持ちが良くなるのは、上記で挙げたキューティクルが閉まる為に傷みにくくなります。

そして「まとまり」や「ボリューム感」という所では、髪の毛の『水素結合』という所が関係しています。

水素結合とは、髪の毛の形を形成している結合で名前の通り水によって濡れると結合が切れて柔らかくなり、乾くとまた繋がって形を作ります。

なので濡れている時にそのまま放っておくと、水分で下に引っ張られたまま乾いてしまう為ペタッとした仕上がりになります。

逆にすぐに乾かすと、空気が根元に入る為ふんわりとしたボリューム感のある仕上がりになります。

関連記事>>>髪の毛を乾かしてもべたついたり髪の状態が良くない人は「髪の毛を乾かすとべたつく?ふんわりヘアをキープするその5つの原因と対策方法」の記事をご参考下さい。

髪の毛をすぐに乾かす事のデメリット

デメリットはズバリ!

デメリット
・時間がかかる。
・めんどくさい。


間違いなくこの2点でしょう。

髪の毛の洗いたてだと、髪の毛は当然ビショビショの状態です。

時間がかかるからタオルを巻いて、少し時間が経ってからドライヤーをするという人も多いのではないでしょうか?

そしてその時間が掛かるために、毎日の乾かすという作業がめんどくさくなりますよね!

そんなめんどくさがり屋さんの為に、次の項目で髪の毛を早く乾かす【時短術】をご紹介します!

髪の毛を早く乾かす【時短】

タオルドライをしっかりと行う

タオルドライとは、その名前の通り「タオルで髪の毛を拭く事」!

そのまんまですね。笑

このタオルドライをドライヤー前にしっかりとやっておく事で、乾かす時間に雲泥の差が産まれます。

タオルドライのPoint
  • 地肌をしっかりと拭くように、タオル越しに指の腹で水分をふき取る。
  • ミディアム~ロングの人は、頭皮を拭いた後毛先をタオルで優しく包み込み、両手の平でポンポンと軽くたたくように水分を取る。※この時、量が多い人やロングの人は2枚目の新しいタオルを使うと更に早く乾きます。

吸水性のいいタオルを使うのも効果的です!


ドライヤーは根元から乾かす

髪の毛の中で、乾きにくいのってどこだと思いますか?

それは、根元です!

さらに詳しく言うと、後頭部やつむじ周りの根元です。

この部分は、自分で乾かす時に腕が回りづらい部分で、髪の毛が密集している所なのでかなり乾きにくい部分になります。

その乾きにくい部分を、先に乾かしてしまうんです。

そうすると乾かしている間に他の乾きやすい部分は、流れた風があたって自然と乾いていきます。

根元から乾かすPoint
  • 「頭の中心」にドライヤーの風を送るようなイメージでドライヤーをあてる。
  • あてにくい側頭部や後頭部は、頭を傾けて上の髪の毛を反対側に持ち上げるように乾かす。
    ※後頭部の場合は下を向くような体勢で、側頭部は、首をかしげるような体勢でするとやり易いです。

ドライヤーをハイパワーの物に変えるのも◎。


まとめ

もう一度言いますが、髪の毛を乾かすタイミングで一番大切なのは

「すぐに乾かす事」

つまり濡れている時間を短くするという事が、髪の毛の傷みやカラーの持ち等に繋がってくるとても大切な所です!

にっしゃん
美容師であっても、乾かすのはめんどくさいと感じます。
でもそれをさぼってしまうと、後々必ず後悔するので絶対に洗ったら時間を空けず乾かすのを意識しましょう!

次の記事>>>「ドライヤーの冷風は効果絶大!知らなきゃ損な9つの活用術

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