髪の毛がプリンになってくると、周りの人に与える印象は
- だらしない
- 汚い
- 艶がなくバサバサ
そんな印象を抱く人が、ほとんどです。
私のお客様の中には、少し特殊ですが「プリンになっている、と臭そう」と感じる人もいます。(^^;
かなり特殊ですが、、、笑
ただ、このすべての意見に共通するのは、相手にマイナスイメージを与えてしまうという事。
でも、カラーはしたい!けど頻繁に染めに行く時間もない!という人は、本記事でプリンを隠す(改善する)方法を解説していきます。
では、まずプリンってなに?と言う人のために髪の毛のプリンから解説していきます!
知ってるよって人は、目次から2番目の項目に飛んでください!
そもそも髪の毛がプリンってなに?
髪の毛のプリンとは、カラーで染めている髪の毛が数ヵ月経って、根元に黒い髪の毛が伸びてきた状態の事を指します。
最近ではだいぶ少なくなりましたが、昔ハイトーンカラーが流行っていた時は毛先は色が落ちて金髪、根元は黒髪が伸びて真っ黒というのがざらにあり、そのカラーの差をプリンのカラメルと本体に文字って「プリン」と呼んでいました。
その名残から今も毛先は茶色だけど、根元に黒髪が出ているとプリンと呼ぶんですね!
ではそのプリンは具体的に、何ヵ月から目立ち出すのでしょうか?次の項目で解説していきます。
プリンはどれくらいで気になるの?2ヶ月です!
髪の毛は、平均して1ヶ月に約1cmのびます。それが2ヶ月経つと言うことは、当然2cm伸びてきます。
たった2cmって思いました?それとも2cmもって思いました?
人それぞれだとは思いますが、2cm伸びるということは人がパッと見て見える分け目の所で言うと、左右の根元を足して合計4cm黒髪が見えていると言うことになります。
そうなると当然プリンが主張してきます。
なのでカラーをしている人は、基本的に最長でも2ヶ月で染めるようにしましょう!
こちらの記事で、「おしゃれ染め」と「白髪染め」に分けてカラーの頻度を解説しています。↓
プリンを放置すると艶がなくなる!
髪の毛の艶は、具体的には髪の毛に当たる光の反射で艶が出ています。
それは、髪の毛が1色できれいに染まっていれば光が綺麗に均一に反射するため、髪の毛はツヤツヤに見えます。
そして、逆に根元が伸びてプリンになった状態だと染まっている部分と、黒髪の部分の光の反射の仕方が違うため艶が失われてしまいます。
髪の毛をキレイに見せたい人は、この点は要注意ですね!
では、次の項目から本題のプリンの対処方法です。
髪の毛がプリンになった時の対処方法:美容室編
リタッチカラーに行く
リタッチカラーとは、根元の伸びた部分だけを染めるメニューです。根元だけを染めるので当然、毛先の色は変わりません。
注意点として、殆どの美容室では全体カラーとリタッチからーの料金は分かれていますが、あまりにもプリンが伸びすぎているとリタッチではなくフルカラーとみなされる事もあり、フルカラーの料金がかかってしまう場合があります。
予約時に事前に「○cm程リタッチが伸びているのですがリタッチカラーで出来ますか?」といった問い合わせをしておくと教えてくれますよ!
ホイルカラー、ハイライトを入れる
ホイルカラーやハイライトなどのデザインカラーは、いい意味でデザイン的にムラを出す染め方なので、その明るさの差で根元が伸びてきてもその部分に目がいきづらくする効果があります。
ホイルカラーの入れ方は様々ありますが、プリンを分かりづらくする目的で行うのであれば、
- 今の髪色より2~3レベル明るいハイライトを入れる。※1レベル明るいだけだと馴染んでしまって分かりません。
- 細めに全体的に入れる。
これだけで、プリンが分かりづらくなります。
関連記事>>>詳しいホイルカラー(メッシュカラー)の方法や効果は「白髪隠しにはメッシュカラーが効果抜群?美容師が教えるその理由とは」で解説しています。
グラデーションカラーにしてもらう
グラデーションカラーとは、根元から毛先にかけて明るくなる染め方です。
グラデーションカラーをする事により、根元が暗めなので地毛が伸びてきても馴染んでくれるのと、毛先が明るいため根元に目線がいきにくくなる効果ぎあります。
ただし、こちらも2~3レベル明るくしないと分からないため、毛先にブリーチを入れる場合も多いです。
そうなると当然、髪のダメージに繋がるので注意しましょう!
暗めのカラーに抑えておく
カラーを暗めで抑えておくのも、1つの手段です。
明るいと根元から出てきた黒髪との明るさの差が激しいため、かなりプリンが目立ってしまいます。逆に暗めで抑えておくと、伸びてきても地毛と馴染んでくれるため気になりにくくなるんですね!
髪の毛がプリンになった時の対処方法:お家編
リタッチを染める
市販のカラーで、染める方法です。
市販のカラー剤は、値段も安くお家でできるためお手軽に染める事が出来ます。
ただし市販のカラー剤になると、
- 自分で選ばなければいけない。
- 痛みやすい。
- ムラになりやすい。
等のデメリットがあります。
>>>こんなデメリットを少しでも解消したい場合は、「ホームカラーとサロンカラーを比較!?うまく使えば1.5倍料金がお得になる方法」で自宅で出来るホームカラーの方法を解説しているので、参考にしてみてください
分け目を変える
分け目がパカッと見えていると、プリンになってしまっている部分も丸見えです。少し分け目を変えることで目立たなくする事が出来ます。
分け目を反対にする
いつもと分けている分け目を、思いきって反対に持っていってみましょう!
反対に持っていくと、根元がふんわりと立ち上がりやすくなります。
ぺちゃっと根元が寝てしまうと伸びてきた黒髪が丸見えになってしまいますが、ふんわりする事で根元が見えなくなります!
ジグザグに分ける
いつもの分け目から変えたくない、又は生えぐせが強くて変えられないと言う人はいつもの分け目をジグザグにするのをお勧めします!
これも、ジグザグにすることにより根元がふんわりと立ち上がり、根元を隠してくれることが出来ます。
前髪の根元を立ち上げる
前髪を立ち上げたり、かきあげ前髪にすることにより根元が見えるのを防いでくれます。
帽子を被る
帽子で根元のプリンを隠してしまいます。
一番お手軽で、確実に隠せる方法ですね!
キャスケット等で毛先をお団子でアレンジするだけで、スッキリ可愛いイメージに。
毛先は軽く巻いてハットを被れば、かっこいい系にと髪の毛のアレンジも合わせて楽しめます。
ヘアバンドやターバンを使う
この方法も直にプリンの部分を隠せるのと、帽子に比べて髪の毛の露出が高いため、ヘアアレンジが好きな人にお勧めの方法です。
ゆったりと後ろ髪を三つ編みして、その下を潜らせるようにターバンをあてがい、前髪の上で結ぶだけで簡単で可愛いアレンジができます!
前髪をアレンジをする
前髪を横に向けて編み込み、お洒落なピンで止めておくだけで前髪の根元と分け目の根元のプリンが目立たなくなります。
ピンで止める位置を上にかきあげるようにして止めるとかっこいいイメージになり、逆にサイドの髪の毛の下に隠すようにして耳の上辺りで止めると可愛い印象になります。
最後に、自分の好きな方法を組み合わせよう!
上記でご紹介した方法をどれか1つ選んでするだけでも、髪の毛のプリンは隠れてくれます。
そして、その方法を「帽子+アレンジ」「ハイライト+ターバン」などの2つ以上を選んでしていただくと、更に髪の毛のお洒落ができる幅が広がります!
プリンが伸びてきて、「髪の毛が決まらないなー」と思っているあなた!まだまだお洒落ができる幅や伸びてもプリンが気にならないカラーがあるので、是非試して見てくださいね!
では、本記事も最後までご愛読頂き、本当にありがとうございました!