美容師が教える縮毛矯正の持ちを良くする6つの方法

「高いお金を出して縮毛矯正したんだから、出来る限り持たせたい!」

「いつもすぐにクセが出てしまうんだけど、どうして?」

そういったお悩みをお持ちのあなたに、本記事で詳しく解説していきます!

縮毛矯正をあてるというのは、

  • 時間
  • お金

どちらもかなり必要になってきます。

そんな縮毛矯正がすぐに取れてしまったら、かなりショックですよね?

本記事はせっかくあてたから持たせたい!という方向けに縮毛矯正の長持ちする方法をヘアケアマイスターの資格を持つ私「にっしゃん」が解説していきます。

本記事を読んで分かる事
  • 縮毛矯正の持ちとその要素
  • 持ちを良くする方法

>>>縮毛矯正がどのくらいの時間かかるの?という疑問は「縮毛矯正に掛かる時間はどれくらい?傷ませないための11の工程」で説明しています!

そもそも縮毛矯正って、どれくらい持つの?

縮毛矯正は、「一度当てた部分」には半永久的に持ちます。

髪の毛の中の構造を、がっちりと変えてしまうので一度当たるとなかなか取れません。

ただし、髪の毛が伸びてくると当然根元から生えてくる髪の毛は、クセが出ている状態で伸びてきます。

そうなると当て直しが必要になってきます。

当て直しが必要になってくる期間は、クセの強弱によって変わってくるので約3か月~1年でクセが気になってきたら当て直しをするようにしましょう。

関連記事>>>「前髪の縮毛矯正の頻度は3か月?現役美容師が解説

しかし、このしっかりと当たるとされている縮毛矯正が、とれてしまう原因として以下の原因があります。

なぜ取れてしまうの?

  • クセが極端に強い
    →クセが強すぎると、週毛矯正の当たっている部分がクセの戻ろうとする力に負けてしまう為、クセが出てきてしまいます。

  • 縮毛矯正時に1液の軟化が不十分だった
    →これは単純に美容師さん側の施術ミスです。髪の毛の形を作っている毛統合をしっかりと切ってから次の工程に行かないといけない所を、不十分なままで進めてしまったため起こります。

  • 帰ってからのくくり跡などが出てしまう
    帰ってから極端に、ヘアアレンジをしたりする場合に起こります。ヘアゴムでくくった部分がクセが出てくるのを助けてしまう為です。

以上の事項が、取れてしまう原因の大部分を占めています。

では次の項目では、そんな縮毛矯正のどれくらいであてればいいのか?という頻度をご説明します。

縮毛矯正の持ちを良くするためには?

にっしゃん
ここからは、縮毛矯正を持たさえる方法を6つご紹介いたします!

ホームケアをしっかりする

縮毛矯正をあてた後というのは、毛髪の内部がかなりボロボロの状態になります。

髪の毛自体の素材が悪くなってしまうと、当然持ちも悪くなってしまい次に当てなおすにも傷み過ぎているので当てなおせません、と断られてしまう事も有ります。

お家でのダメージケアのトリートメントをしっかり付けたり、かなり乾燥しやすい状態になっているので洗い流さないトリートメントを乾かす前にしっかりと付けておきましょう!


ドライヤーをしっかりしよう

ホームケアでの最重要となってくるのが、お風呂上りにすぐドライヤーで乾かすという事です。

髪の毛はクセ毛の人なら分かると思いますが、湿気等の水分を含むとウネウネと癖が出てきやすくなってしまいます。

なので、この水分をストレートになりたての髪の毛に、「いかに残さない様にするのか?」というのがかなり重要な持たせるコツとなります。

>>>使うドライヤーによっても髪の毛のダメージは変わってきます。ドライヤーの詳しい選び方は「ドライヤーの選び方で重視する4つの要点を解説します。」でドライヤーのオススメランキングは「【2020年版】髪の毛がサラサラになるドライヤーランキングTOP3」でご紹介しています!

帰ってすぐにシャンプーをしない

縮毛矯正をあてるということは、髪の毛の中を大手術しているようなイメージで、毛髪の内部がぐちゃぐちゃになっている状態です。

これが落ち着くまで通常、24時間~48時間かかります。この期間にシャンプーをしてしまうとストレートな髪の毛が定着せずにクセが出やすくなってしまいます。

なので、シャンプーは気持ち悪くない限りしない様にする事をお勧めします。

結んだりヘアアレンジをしない

縮毛矯正をした直後などは、特にゴムできつく結んだり、ヘアアレンジでピンを留めたりしないようにしましょう。

ストレートの形がしっかりと定着していないので、ゴムの型が付いてしまったり、ピンで折れてしまったりします。

どうしても結ばないといけない場合は、出来る限りゆるく結ぶようにしておくと良いでしょう!

シュシュなどを使って結ぶと、髪の毛にそこまで負担をかけずに束ねる事が出来ます。


お風呂上りは真っすぐに乾かす

先ほども言ったように、髪の毛は水分によってクセ毛が戻ろうとしてしまいます。

水分を早く飛ばしてしまう事は勿論、乾かす時にしっかりと真っすぐしておくこと(変な癖を付けない事)が重要になってきます。

関連記事>>>髪の毛を早く乾かす方法は「美容師が教える髪の毛を乾かすタイミングと時間を短くする時短術」で解説しています。

ただし、真っすぐすると言ってもお風呂上りにストレートアイロンをするとのはやめておきましょう。

髪の毛を傷めてしまうので結局縮毛矯正の持ちが悪くなってしまうのと、クセが出てきて当てなおす時に更に痛めてしまう事になります。

重ためのスタイルにしておく

カットをする時に少し重ためのスタイルにしておく事で、髪の毛の重さで真っすぐとした質感を保てます。

逆に、髪の毛をスカスカに軽くしてしまうと、髪が動きやすくなってしまいクセが出てくる原因になります。

サイドの髪を耳掛けしない

サイドの髪の毛や前髪が長い場合は、パラパラ落ちてくるとかなりうっとうしくて耳にかけたくなるもの。

ですが、耳にかけてしまうと耳の形に添って形が付きやすくなるので出来る限り我慢するようにしましょう!

耳の形が付いてしまうと、顔の前方向にピンっとはねてしまう髪の毛になってしまいます。

最後に、縮毛矯正を保つには家でのケアが大切!

縮毛矯正が持つか持たないかは

  • 美容師さんの技術量
  • お家でのケア

この2点が大きく作用してきます。

そして美容師さんの技術でしっかりとストレートになった場合、もう一つのお家でのケアがとても大切になってきます。

もう一度言いますが、縮毛矯正をあてるのは美容室に行ったその時だけですが、その後ずっと保たせるかどうかはお家でのケアにかかっています。

本記事でご紹介した方法でしっかりとケアする事により、お金と時間をかけてあてた縮毛矯正がすぐに取れずに綺麗に保てるので是非実践してみて下さいね!

では、本記事も最後まで読んで頂き本当にありがとうございました!

関連記事>>>クセが出てきてストレートアイロンでいつも伸ばしているという人は「水分が飛ばないリファビューテックストレートアイロンを美容師が評価」の記事も人気です!

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