寝癖直しは水道水!寝癖直しウォーターが要らない理由と寝癖をつけない4つの方法

「忙しい朝の寝癖の直し方を教えて!」

「寝ぐせを直すときは、やっぱり寝ぐせ直しウォーターを使った方がいいの!?」

そういったお悩みや疑問に、美容師歴10年以上の私「にっしゃん」がお答えしていきます!

結論から言うと、寝ぐせ直しは「水道水だけで十分」です!

そして一番きれいに寝ぐせを直すには「一度髪の毛をすべて濡らして乾かしなおす事」です!

でも髪の毛を全部濡らすと言っても朝の忙しい時間帯になかなかそこまでできない!という人が大半ですよね。

そんな忙しい朝でも簡単にできる寝ぐせ直しのコツをポイントを押さえて解説していくので、是非最後まで読んでみてください!

この記事では

  • 寝ぐせがついてしまう原因
  • 寝ぐせ直しウォーターがなぜいけないのか?
  • 寝ぐせの直し方
  • 寝ぐせをつけない方法

を、月300人以上のお客様のお悩みを聞いてきた現役美容師の私「にっしゃん」が解説していきます!

にっしゃん
寝癖直しのコツを覚えれば5分でできます!

まずは寝ぐせの原因から解説してきますが、早く治し方を教えて!という人は飛ばして読んでください!

寝癖の原因とは?

まずは寝ぐせの原因から解説していきます。

髪の毛は4つの「結合」から形作られています。

そのうちの寝ぐせに関連する結合が「水素結合」です。

水素結合とは?
髪の毛の水素結合とは、髪の毛が濡れることで髪の毛の形作っている結合が切れて乾くときにまた結びなおされる結合のこと。

水素結合のこの特徴が原因で寝ぐせが付きやすくなります。

にっしゃん
簡単に言うと髪の毛が濡れてるときは髪の毛が柔らかくなって、乾くとカチッと固まるイメージだね!

例えば髪の毛が濡れたまま寝てしまうと、枕などによって柔らかい状態でぐにゃっと曲がった状態で乾いていってしまいます。

するとそのぐにゃっと曲がったまま髪の毛が固まってしまうので、髪の毛に変な形がついてしまいます。

これが寝ぐせの原因です。

ちなみに代表的な毛先がはねてしまう寝ぐせの原因は、

枕で根本が潰されてしまうことが原因で毛先がはねる

正確には枕で潰されたまま水素結合がつながることで、毛先が外に逃げてしまってはねてしまいます。

それを踏まえたうえで、次の項目で寝ぐせ直しウォーターが必要かどうかを解説していきます。

寝癖直しは必要?水道水で十分!

冒頭でもお話ししましたが、寝ぐせ直しには「水道水で十分」なのです。

その理由は前の項目を読んでいただくとわかる通り、寝ぐせには「水素結合」が関係しています。

そしてその「水素結合」は濡れると柔らかくなり乾くとまたカチッと固まります。

要するにどんなに頑固についてしまった寝ぐせも、水で濡らしてしまえば簡単にリセットできてしまうんですね!

じゃあ寝ぐせ直しでもいいんじゃないの?

寝ぐせ直しも髪質に合えばOKなのですが、根ぐせ直しの成分の中に当然水分以外のものが入っています。

アルコール入り寝ぐせ直しウォーター

アルコールを入れることで早く水分を飛ばして、早く乾かして直す。というものもあります。

こういったものだと、髪の毛の内部の必要な水分もとってしまうため使う度に髪の毛がどんどんパサパサになっていってしまいます。

シリコン入り寝ぐせ直しウォーター

シリコンが悪いというわけではありませんが、入っている目的としてシリコンでコーティングして髪の毛をしっとりさせる事でその重みで髪の毛を収めるというもの。

ですが寝ぐせが付きやすい人というのは髪の毛が短くなればなるほど、髪の毛が寝てる間に動きやすくてはねてしまいます。

この短い髪形の人が使うとどうでしょう?

当然ペタッとした動きのないスタイルになってしまいます。

にっしゃん
寝ぐせ直しウォーターには、水分のほかに余分なものが入っているのでそれらが邪魔してしまう場合があります!

では、次の項目で具体的な寝ぐせの直し方を解説していきます!

寝癖の直し方

基本的な寝ぐせの直し方から、寝ぐせを直すときにあると便利なものまで解説していきます!

基本的には一度、水ですべて濡らす

髪の毛の量や長さによって、乾く時間はまちまちですが基本的に水ですべて濡らすと寝ぐせは一発で直ります。

寝ぐせ直しの手順
  1. 寝ぐせがついてしまっている髪の毛全体を水で濡らす

  2. しっかりとタオルドライをする
    →根元からしっかりと水分をふき取ることで早く乾くようになります

  3. 「時間を空けずに」すぐにドライヤーで乾かす
    →時間を空けて乾かすとせっかく濡らしてリセットした髪の毛に、再度クセが付いてしまうのですぐに乾かすようにします
    ※この時のコツで、根元をしっかりと起こすように意識すれば毛先が内に収まるようになります。

時間がないときはストレートアイロン

朝の忙しい時間帯に「すべて濡らす時間なんてない!」という方には、ストレートアイロンを使用するのがおすすめ。

使用方法も簡単で、はねてしまっている毛先をストレートアイロンを使って内に入れるだけです。

ただし注意点として、毛先のはねる原因のほとんどが根元にあることが多いので毛先を直してその時は内巻きになったとしても数時間経つとまた毛先がはねてきたりします。

あくまでもストレートアイロンで寝ぐせを直すというのは、時間がないときの応急処置だと覚えておきましょう。

にっしゃん
にっしゃんおすすめのストレートアイロンも載せておきます!
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寝癖をつけない方法

寝ぐせをつけない方法を4つご紹介です!

ナイトキャップ(ニット帽)をかぶって寝る

髪の毛が多くて、いつも爆発してしまう人におすすめです。

ナイトキャップやニット帽をかぶって眠ることで、髪の毛が直接枕と当たるのを防いでくれるので髪の毛がぴんぴん浮いてしまうのを防ぐことができます。

広がってしまう髪の毛を、しっかり抑えたいという人は試してみてください。

根元までしっかり乾かして寝る

お風呂上りにドライヤーはしてるけど、根元の中の方がまだ少し湿った状態で寝ているという人は要注意です。

毛先が綺麗になってたとしても根元が変な方向にクセづいてしまったら、毛先も変な方向を向いてはねてしまいます。

ドライヤーは、しっかりと根元まで乾かすようにしましょう。

仰向けで寝る

いつもどちらかのサイドだけはねてしまっているという人は、寝初めの段階で横を向いて寝ている人が多いです。

左を下にすると左がはねるし、右を下にすると右が枕と床の影響ではねやすくなります。

できる限り仰向けで寝ることで、サイドがはねてしまうのを防ぐことができます。

ゆるく結んで寝る

ミディアム~ロングの髪の毛の長さがある場合は、毛先をゆるく結んで寝ることで寝ぐせが付きにくくなります。

毛先を結ぶことで髪の毛が自由に動いてしまうのを防ぎ、結果寝ぐせが付きにくくなるんですね!

おすすめの結び方は、ツインテールで髪の毛の「中間部分」をシュシュで結ぶ方法。

ポニーテールにすると、サイドの髪の毛がかなり後ろに引っ張られることになるので変な癖が付きやすくなります。

そして何より寝にくいです(笑)

この結ぶ時のポイントは、「中間部分」を「シュシュ」で結ぶこと

根元付近までキュッと結んでしまうと、根元に型がいってしまって元に戻らなくなります。

そして結ぶゴムも細いものを使うと、ゴムの形がくっきり出てしまうのでこれまた朝直すのが大変になります。

にっしゃん
直し方も大事だけど、寝ぐせをつけない方法も大切だね!

まとめ

この記事のまとめ
  • 寝ぐせの原因は、髪の毛の水素結合によって変な形がついてしまう
    →それによって根本がつぶれると毛先がはねる寝ぐせになる
  • 寝ぐせ直しは水道水で大丈夫!
  • 寝ぐせ直しウォーター
    →アルコール入りはパサパサになりやすい
    →シリコン入りはペタッとしやすい
  • 寝ぐせの直し方
    →一度濡らしてドライヤーをし直す
    →ストレートアイロンを使って内に入れる
  • 寝ぐせをつけない方法
    →ナイトキャップをかぶって寝る
    →根元までしっかりと乾かして寝る
    →仰向けで寝る
    →ゆるく結んで寝る

ここまで、寝ぐせの直し方から寝ぐせのつきにくい方法までを解説してきましたが全く寝ぐせをつけない方法は、立ったままや座ったまま寝ない限り無理です!!

同じ方法をして明日寝ぐせがつかなかったとしても明後日にはついているかもしれませんし、自分のその日の寝相にもよるのでうまく髪の毛が寝癖がつかなかったというのは運でしかありません。

やはり確実なのは、一度髪の毛を水道水で濡らして乾かしなおす方が手っ取り早く確実に髪の毛をきれいに整えることができるので、朝の5分でもいいので早く起きて髪の毛の時間にあててみてください。

必ずその方が、1日中きれいに過ごすことができますよ!

是非、参考にしてみてくださいね!

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