髪色を暗く見せるための要因は?間違えるとずっと黒いままです。
髪の毛の色を暗くしないといけないの。
にっしゃん
何かイベント事や面接、冠婚葬祭で落ち着けて見せたい。
そんな理由があって「髪色を暗く見せたい」と思う人も多いですよね?

今回はそんなカラーの「明るさ」についてのお話です!

暗く見せる要因と、いくつかのパターンによって決まってくるので最後まで読んでみて下さい!

では初めに髪色の見た目を決める要因から解説していきます。

>>>髪の毛がすでに暗くなりすぎてしまった人の対処方法は「カラーが暗くなりすぎた!そんな時に自宅で戻す8つの対処方法」で解説しています。

>>>自分に似合う色が分からないという人は「失敗しない!すぐにできる似合う髪色を知る3つのチェック項目」をチェック!

髪色は明度と彩度から成っています

明度とは?

「明度」とは文字通り髪の毛の明るさの度合いの事で、「レベル」で表す事が出来ます。日本でよく使われるレベルだと、1~20レベルまでありこの数値が大きくなればなるほど髪の毛は明るくなっていきます。

これは髪の毛にどれだけブラウン(茶色)が残っているかで決まります。

普段一般的に目にする髪の毛の明るさは3レベル~14レベルまでが殆どで、3レベルというのは日本人の地毛色に近くかなりブラウンが濃く残っている状態を指すので、見た目には真っ黒です。逆に14レベルまでいくと、ブラウンがかなり脱色されている状態という事になるので、仕上がりは金髪になります。

たまに真っ白な髪の人もいますが、そういった方は限りなく20レベルに近い明るさといえます。

関連記事>>>「【画像有】ブリーチなしで明るくできるヘアカラー3選|限界はどこ?

彩度とは?

「彩度」とは、髪の毛に入れたカラーでブラウン以外の色が、どれだけ鮮やかに発色しているかを表します。こちらは数値で表せないのですが、見た目に真っ赤や真っ青というような原色に近いような色をしていると、「彩度が高い」といえます。

逆に、普通に茶色っぽく見えるけど太陽の光などにあたるとほんのり赤っぽく見える、というような少しだけ色が入っているけどかなりナチュラルに見えるカラーは「彩度が低い」といえます。

主に髪の毛は、この「明度」と「彩度」の2点をどうするのか?によって明るく見えたり暗く見えたりします。

明度で暗くする場合/しっかりと暗くする時にオススメ

明度、つまりブラウン(茶色)を入れて暗くする場合、基本的に持ちが良いのでしっかりと長期間に渡って暗い色をキープしたい場合にお勧めです。

オススメの場面
  • 長期休みが終わって、新学期の始まる前
  • 就職活動
  • 実習や研修がある

などの長期間に渡るイベント事。


      当分は暗くする事はないかな?という場合にお勧めです。

      ただし注意点として、ブラウンで髪色を暗くした場合かなり濃く入っています。なので、次に明るくしようと思ってもなかなか明るくする事が出来ません!

      逆に暗くしてしまって、それを明るくする方法としては

      • 抜けるのを待つ。※色によっては半年間待っても割りと暗い場合も有り
      • ブリーチ等を使って明るくする。

      その他のカラーの暗くなった時の対処方法は「カラーが暗くなりすぎた時の自分で出来る対処方法まとめ」で解説しています。

      彩度で暗くする場合/派手に見せたくない時にオススメ

      彩度で暗くする場合、ブラウン(茶色)以外の色味を使います。ブラウン以外の色味とは、例えば「アッシュ」「ピンク」「オレンジ」「カーキ」等の茶色ではない色を指します。

      そしてこのブラウン以外の色味は基本的に抜けやすく、1週間すれば少しずつ明るくなってきます。なので短期的に暗くしたい場合にお勧めです。

      オススメの場面
      • 冠婚葬祭
      • 面接
      • 初めて会う人と食事に行く
      • 子供の学校の参観に行く。

      などの単発的なイベント事。


            因みにおすすめの色味は「アッシュ」系の寒色です。

            アッシュとは、青色の事で暖色系の「レッド」や「オレンジ」に比べて暗く見えるカラーです。濃いめのアッシュを入れる事で、色が抜けてしまったいやらしい明るさが出にくく、全体的に落ち着いた印象に見せる事が出来るのでおすすめです!

            >>>髪の毛を綺麗にアッシュにしたい人は「ヘアカラーがオレンジになる時アッシュはNG?最適な色をプロが解説」を読んで頂くと綺麗にアッシュの色を入れる事が出来ます。

            両方で暗くする場合/暗くしすぎたくは無いけど、ある程度の持ちも欲しい時にオススメ

            「明度」「彩度」の両方を使って暗くする場合、ある程度の持ちと抜けてきたら少し明るくなりやすいので中期的な場面にお勧めです。お勧めのカラーは「アッシュブラウン」です。

            オススメの場面
            • インターン
            • 研修や実習がある。
            • 短期のアルバイト、パートをする。
            • 職場が異動になる。

            など初めの印象を良くはしたいけど、後になれば少し緩くてもいい時にお勧め。


            抜けてくれば、ブラウンが入っているためもともとのカラーよりやや暗いものの、そこから好みのカラーを入れていく事が出来ます。

            まとめ

            日本では、まだまだ髪の毛の色で人を判断する風習が根強く残っています。

            • 髪の毛が明るいから不良だ。
            • 暗いからこの子は真面目そうだな。

            こんな事は海外ではどうでもいい事なのですが、日本に住む以上守らなくてはいけない場面も多々あります。というか、守らないと損をします。。。

            そういったイベント事でもきっちりとルールを守りつつ、カラーも楽しんで欲しいなと一美容師として考えます。

            本記事で紹介した、カラーを暗く見せる要素と方法を参考にその場面に応じてカラーで楽しんで頂ければ嬉しく思います^^

            では本記事も最後まで読んで頂き本当にありがとうございました!

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