シャンプーやトリートメントの使用期限って、いつまでかご存知ですか?
実は知らない人が大半です。というか、気にしていない人が大半です。笑
しかし、使用期限を過ぎてくると
- 変色してくる。
- 異臭がする。
- 成分が分離する。
等の事が起こってきます。
それらを使うと、肌トラブルにも繋がりかねません。
本記事では、シャンプートリートメントが快適に使える使用期限についてヘアケアマイスターの資格を持つ私「にっしゃん」が解説していきます!
- シャンプーやトリートメント剤の使用期限
- サンプル品、試供品の使用期限
- シャンプーやトリートメント剤の保存方法
関連記事>>>正しいシャンプーの方法を知りたいという人は「【抜け毛・薄毛予防】美容師が教える正しいシャンプーのやり方5step」で詳しく解説しています。
シャンプーやトリートメントの使用期限は?(開封前)
使用期限が書いてない場合
使用期限がパッケージにかかれていない場合は、厚生労働省で定められたこちらの薬事法が適用されています。
適切な保存条件の下で製造後3年を超えて性状及び品質が安定であることが確認されている医薬品において法的な表示義務はない。
つまり3年以上使えるものは、使用期限を書かなくていいですよってこと。
なのでパッケージをくまなく探してみて、期日が無いものに関しては3年以上は使えるという事になります。
ただし個人的にはあまり過ぎてしまったシャンプーやトリートメントも、必ず経年劣化してくるので4年とか5年とか過ぎてしまった様な物はよっぽどの理由が無い限り、やめておく方が無難だと思います。
使用期限が書いてある場合
使用期限が書いてある場合、保存料や防腐剤を使用していないシャンプートリートメントです。
保存料や防腐剤を使用していないので、髪の毛にはとても優しい反面、当然シャンプー自体は傷みやすくなっているので必ず使用期限を守るようにしましょう。
サンプルや試供品の使用期限はあるの?1年ほどで使い切りましょう!
色々な所で配られている試供品は、使用期限が記入されていない物も多いです。
そういった物も基本的には未開封の物であれば、3年は製品上大丈夫です。
しかし気を付けなければいけない点として、パウチ(小さな小袋)してあるタイプの物や小さいボトルタイプの物になるのでその品質は保存状態によって大きく作用されます。
理想的な保存状態は、高温多湿を避けるべきなのですが試供品になると貰ったまま家の適当な場所に保管していて、思い出したころに使うという事が殆どだと思います。
そうなると、夏場の気温にさらされていたりするのでできれば1年以内に使用する事をお勧めします。
空けたら半年以内に使い切りましょう!
上記で書いた「3年性状が変化の無いものには使用期限を書かなくてもいい」というのは、未開封の場合です。
1度開封してしまうと、空気に触れて酸化し始め、水分が入ったりしてしまうと中に雑菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。特にお風呂場に置きっぱなしにすると夏場は高温になりやすく、湿度も高いため傷みやすくなってしまいます。
開封後は、半年以内で使い切るように心がけましょう!
次の項目で、出来る限り使用期限が持ちやすくなる方法を解説していきます。
シャンプーの使用期限を長く保つ保存方法/水分が付かない様にしましょう。
使用期限を長く保つコツは、「出来る限り、水分を付けない事」です。
- お風呂の時だけシャンプーやトリートメントのボトルを持ち込むようにする。
- お風呂から上がる時はしっかりと拭いて、直射日光の当たらない所に保管しておく。
- 詰め替える際は、しっかりとボトルを洗い水分をしっかりと乾かしたから入れるようにする。
- 少なくなって来た時に、水を入れて薄めない。
以上を守る事で、お気に入りのシャンプーを長く安全に使う事が出来ます!
まとめ
- 使用期限が記載されていない物は、基本的には未開封であれば3年使える。
- 開封済みは、半年以内に使い切るようにする。
- 使用期限が記載されていれば、必ず守るようにする。
- 保存は高温多湿を必ず避けるようにする。
シャンプーやトリートメントは、直接肌に触れるものです。
傷んだものを使ってしまうと、必ず肌荒れの原因等、あだトラブルに繋がります。
勿体ないからといって、時間が経ったものを使うのではなくしっかりと新鮮な物を使用する事が、お肌や髪の毛にとって大切なことになります。
しっかりと使用期限を守って、ツヤツヤな髪の毛を維持してください!
本記事を最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!
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