子どもの髪の毛が茶色い理由は?黒くなりだす時期と原因を解説

「両親黒いのに子どもの髪の毛が、茶色い気がする…」

「髪の毛が茶色いと、将来いじめにあわないのかな?」

子どもの髪の毛が茶色いと、その子の将来まで心配になってしまうものですよね。

「子どもの栄養不足なんじゃないか!?」

なんて思う親も少なくないはず!

赤ちゃんや子どもの頃というのは、実際に髪の毛が茶色いことはよくあるのです。

本記事では、子どもの髪の毛が茶色い理由からいつ頃になると黒くなり出すかということを解説していきます。

にっしゃん
ヘアケアマイスターの資格を持つ、私「にっしゃん」が子どもの髪の毛について説明していきますね!

>>>子供の髪の毛がなかなか伸びない場合は「子どもの髪の毛が伸びない時に知っておきたい5つの事」をご覧ください。

この記事を読んで分かる事
  • 子どもの髪の毛が茶色くなる原因
  • 髪の毛に良い食べ物、母乳に良い食べ物
  • どのくらいから子供の髪の毛が黒くなり始めるのか


子供の髪の毛が茶色いのは「栄養不足」はホント!?

結論から言います。

子どもの髪の毛の色と栄養は、関係ありません。

でも、そうは言ってもやっぱり心配にはなってしまうものです。

そんな時は、乳幼児であればしっかりと母体であるお母さんが栄養分を豊富に含んだ母乳が出るようにしっかりとした栄養を摂るようにすると、精神的不安が和らぎます。

離乳食が始まった子どもに関しては、髪の毛に良い食べ物を食べさせるとよいでしょう!

母乳に良い食べ物

質のいい母乳にするためには、たんぱく質、鉄分、カルシウム、ビタミン類を摂る事が大切です。

  • 白米
  • 大豆製品
  • 海藻類
  • 鶏ささみ、鶏胸肉
  • 根菜類

等を摂ると母乳に良いとされています。

逆に油や砂糖を多く使う「ケーキやチョコ、スナック菓子など」や体を冷やす食べ物「生野菜や冷たい飲み物など」やアルコール類、カフェインなどは乳腺が詰まってしまったりして母乳の出も悪くなるので授乳中は控えるようにしましょう。

離乳食が始まった子どもの髪の毛に良い食べ物

人間の体は、食べ物によって作られています。

髪の毛も例外ではなく、当然食べ物によって出来ています。

なので、何を食べるのか?という所はとても大きな要因です。

>>>髪の毛に良い食べ物の一覧は「髪の毛を伸ばす時に効果的な食べ物は!?そもそも伸びるの!?」で解説しています。
髪の毛の伸びる食べ物を説明していますが、髪の毛に有効な栄養分なので同じ食材で問題ありません。

では、次の項目でなぜ子供の髪の毛が茶色いのか?という所を説明していきます。

子どもの髪の毛が茶色くなってしまう原因

それは、ずばり「髪の毛の中のメラニン色素が安定していないから」なんです。

どういう事かというと、もともと髪の毛に色を付けている成分がメラニンという色素です。

そしてメラニン色素の種類は2種類あります。

  • ユウメラニン
  • フェオメラニン

ユウメラニンとフェオメラニンの違い

日本人の"黒髪"は赤褐色の「ユウメラニン(真メラニン)」が多く存在し、欧米人の"ブロンド髪"には、黄赤色の「フェオメラニン(亜メラニン)」が多く存在しています。

引用:デミコスメティックス公式HP

つまり、ユウメラニンが増えれば黒髪に。

フェオメラニンが増えれば茶髪にという事。

子どもの一定の時期を超えると、両方のメラニン色素の量が安定してくるので髪色が変わる事はありません。

しかし乳幼児や子供のころと言うのは、まだ髪の毛が作られる期間も発達しておらずメラニン色素の量も不安定な状態です。

なのでしっかりとした色が付かない状態で生えてくるため、髪の毛が茶色いのです。

遺伝が原因の場合

髪の毛は、親の遺伝を色濃く受け継ぎやすいです。

親が両方黒髪でも、どちらかの親は産まれたては茶髪だった、なんてこともよくあります。

その場合、子どもにも遺伝する事が多く親と同じで小さい時は茶髪で大きくなると黒髪になるケースも多いです。

ただし、親が大人になってもメラニン色素がフェオメラニンが多く地毛が茶髪の場合、子どもも同じように大きくなってきても茶髪なままな場合もあります。

人種の違い

人種が違うと勿論、髪の毛のメラニン色素の量も変わってきます。

両親どちらかが海外の人であったり、祖父母に海外の人がいたりすると大きくなっても髪の色が明るい事があります。

髪の毛は成長するにつれて黒くなる。いつ頃から?

前の項目でも説明しましたが、産まれたてよりも大きくなってくるにつれて徐々にメラニン色素が安定してくるため、黒くなってきます。

具体的には3~5歳頃で安定してきます。

なのでこの頃から黒くしっかりとした髪の毛が生えてきた、という子どもが多いです。

5歳を過ぎても黒くならない場合染めてもいいの?

当然染めてもいです。

ただ、これは私の主観で意見を述べると

染めない方がいいです。

何故かというと小さい時に黒染めをして、そのまま大きくなってからも続けるという事が大変です。

そして黒染めを辞めた時に、逆に茶色い地毛をみて周りの人は「染めてるんだ」と勘違いします。

それが本人の意思で黒くしたければいいのですが、小さいうちはそれが「親の意思」です。

私個人としては、それも子供の個性として「すごく綺麗な色なんだよ」と子供には伝えた上で、そのままの髪色でいくのがいいかなと考えます。

ただし高校生くらいになると、不良グループに目を付けられたり、先生に目を付けれらたりする事もあります。

子どもがとてもそれに対して悩んでいるようであれば、しっかりと聞いたうえで黒染めを提案してあげましょう。

まとめ

本記事の要点
  • 子どもの髪の毛が茶色いのは、栄養不足が原因ではない。
  • 髪の毛が茶色くなるのは、2種類のメラニン色素が安定しないから起こる。
  • 遺伝が原因で大きくなっても茶色い事がある。
  • 3~5歳くらいになると、メラニン色素が安定しだして黒髪になってくる。

子どもがいると、必ずその子の将来を不安に感じる事があると思います。

ましてや見た目が違うと、その心配はひときわ大きいです。

見た目が原因で、人生失敗して欲しくありませんから…

ただ、少し人と違ってもその子の個性です。

隠そうとするより、そのまま出していく方が私はいいなと思います。

まだまだ子供が小さいうちは、いずれ髪質も変わってくるのであまり気にせずに育てていく事が大切です。

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