
fa-user「子どもが3歳になるのに、髪の毛がなかなか伸びないの…。」
fa-user「他の赤ちゃんはフサフサしてるのに、病気じゃないのかな?」
子どもが産まれるとそういった不安もありますよね?
結論からお話しすると、
病気ではありません。4歳くらいまでは伸びない場合があるので大丈夫です!
そうは言っても、絶対はないんじゃないの?という声も耳にします。
そんな時に、「こんな事はしてあげると良い」「こんな事はしない方がいい」という事を解説していきますので読んでみて下さい!

関西でトップスタイリストをしている「にっしゃん」です。
私も産まれたての赤ちゃんがいますが、髪の毛はまだまだ生えそろっていません!
関連記事>>>子供の髪の毛が細くて絡んでしまうという人は「子どもの髪の毛が絡まる7つの原因|あらかじめしておくと朝が楽!」をご覧ください。
子どもの髪の毛が伸びない時にすべき事

清潔にしてあげる
まずは、子どもの身の回りを清潔に保ってあげましょう。
身の回りが綺麗に保たれていないと、思わぬ感染症を引き起こしたり少し大きくなるとストレスに繋がり抜毛症を引き起こすケースも。
子どもだけではなく、身の回りも清潔に保つ事が大切です。
沐浴後、お風呂上りはしっかりと乾かす
お風呂上りはしっかりとタオルで拭いた後に、ドライヤーで乾かしてあげましょう。
髪の毛が短いし放っておいても乾くだろう…
というのは絶対にやめて下さい。
濡れたままにすると、頭皮に雑菌が繁殖しやすくなるので髪の毛にとっても良くありません。
雑菌がわくと、脂漏性皮膚炎や乳児湿疹を引き起こすことがあります。
最悪のケース、かさぶたができて抜け毛に繋がることもあるのでお風呂上がりはしっかりと乾かすようにしましょう。
関連記事>>>「美容師が教える髪の毛を乾かすタイミングと時間を短くする時短術」
シャンプーを優しいものを使う
大人と同じシャンプーは、しっかりと皮脂汚れなどが取れるようになっているため洗浄力が高く、赤ちゃんの肌に使用すると肌荒れを起こしてしまいます。
ベビーシャンプー等の低刺激で優しいシャンプーを使うようにしましょう。
頭を蒸れないようにする
子どもは大量の汗をかきます。
帽子などを被っていると帽子の中が蒸れて、雑菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。
子どもに帽子をか被せる時は適度に確認してあげて、熱くなって汗をかくようであれば脱がしたり頭皮が蒸れない様にしてあげる事が大切です。
5歳を過ぎても生えなければ病院へ…
5歳を過ぎても髪の毛が生えてこない場合、無毛症という病気の可能性も出てきます。
無毛症とは…
無毛症とは、本来は生えるべき場所の毛が生まれつきない状態を指します。先天的な原因により発症する病気です。
引用:メディカルノート
読んで字の如くですね。
原因は「生まれつき」という事。
治療の方法は、未だにはっきりりとした原因が解明されていないため、これと言った治療がありません。
そもそも、どもくらいからしっかりとした髪の毛は生え始めるのか?

産まれたてのふわふわした綿毛のような髪の毛は、赤ちゃんの体を守るための目的であり早い子で生後3か月程で生え変わり始めます。
遅くても4歳くらいまでにはしっかりとした髪の毛が生えてきますので、「まだ生えてきてない!」と焦らずにゆっくりと待ってみて下さい。
髪の毛が薄くてもメリットはあります

でも、やっぱりなかなか髪の毛が生えてこないと心配になるもの。
しかし、髪の毛が薄い事によるメリットも少なからずあるのです。
それは、
- 汗をかいた時に乾きやすいので、頭が蒸れにくい。
- 汗を拭いてあげやすい。
- カットに行く必要がない。
頭が蒸れる可能性が低くなります。
なので頭皮環境を清潔に保ちやすくなっています。
そして早い子で3歳くらいで髪の毛が多すぎて「カットしてください」と連れてこられるお客様がいらっしゃいますが、まだ生え変わっていないとその心配も必要ありません。
最後に、生えなくても安心して下さい!

子どもの髪の毛が生えてこなくても、「どうしよう…」とならずにドンっと構えておけばそのうちに生えてきます。
ただし
- 頭皮環境は清潔にする事。
- 5歳を過ぎれば、心配する事。
この2点を忘れないでください。
もう一度いいます。
病気ではありません!心配せずに気長に待ってみて下さいね!!
関連記事>>>生えてきた赤ちゃんの髪の毛が天然パーマの場合は「【美容師が解説】天然パーマの赤ちゃんは治るの?原因と4つの方法」で詳しく解説しています。