美容師の言う「髪の毛を伸ばすために痛みを少し切った方が良い」は嘘?

「髪の毛を伸ばすために痛みを少し切った方が良いですよー。」

一度でも髪の毛を伸ばした事のある人であれば、担当の美容師さんから言われた事があるのではないでしょうか?

また聞いた事があるのではないでしょうか?

伸ばしているのに、切るのって嫌ですよね。

実際にはどうなのでしょうか??

それは、カットをしてほしいからと言うセールストーク半分、本当の事半分といった所です。

本記事では、伸ばす時のカットした方が理由とどういう所をカットするのか?という事をまとめた記事です。最後まで読んで頂けると幸いです。

伸ばしているときに切るのは何がいいの?早く伸びるの?

伸ばしている時というのは、基本的に毛先がかなり痛みやすい状態にあります。

  • 紫外線ダメージ
  • 乾燥
  • カラー
  • パーマ

など、これらのダメージをどんどん蓄積してしまうからです。

そしてこの「ダメージ」が溜まってくると、毛先が次々に切れていきます。俗に言う「切れ毛」です。
そうなると髪の毛は伸びてきているけど、毛先が短くなっていき結果的に伸びなくなります。

伸ばしている時に髪の毛を切るというのは、この毛先の傷みをカットする事にあります。

そうする事で、不本意な所で切れてしまう髪の毛を減らしてまた綺麗に伸ばせるようにするわけですね。

早く伸びるの?

早く伸びる事はありません。

髪の毛は、頭皮の中の髪の根元にある毛母細胞という所で細胞分裂を繰り返して伸びてきます。

この細胞分裂の速さは人によって個人差はあるものの、ある程度一定なので毛先をいくら切ろうが早く伸びるという事はありません。

枝毛カットも必要

ダメージが溜まってくると、毛先が枝分かれしてくる「枝毛」が増えてきます。

この枝毛は、髪の毛のなかの栄養分がダメージにより流出してしまう事で中が空洞になり髪の毛が割れてしまう事で起こります。

その部分を放っておくと、更にダメージが進行してさらに割れてきます。
そしてその部分から更なる栄養分の流出に繋がるため、その部分を切る枝毛カットが大切になってきます。

基本的には枝毛の部分だけ切るため、長さもそこまで変わりません。

担当の美容師さんにカウンセリングで、枝毛も切って欲しいという事を伝えるようにしましょう。

毛先が傷んできたら痛みはとってあげる

髪の毛の毛先が傷んできたりパサパサしてくるようであれば、少しカットしましょう。

上記でも書いたように、毛先が傷んでくると髪の毛は脆くなり切れやすくなってしまいます。

その傷んでいる場所が、多ければ多いほど髪の毛は沢山切れてしまうという事になります。
それではいつまでたっても、なかなか髪の毛が伸びないという事になるので5㎜であっても切ってあげる事にとても意味があります。

重たい時は量感の調節

これは傷みとは少し違いますが、量感が重たく感じる時は少し量を減らしてあげると快適に伸ばす事が出来ます。

詳しくはこちらの記事で解説していますので、ご参考にして下さい。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

はじめにもお伝えしたように、「カットした方が良いですよー」というのは美容師側のセールストーク(カットがして欲しい、売り上げを上げたいから)である場合もあります。

ただ、上記のことを読んで頂ければわかるようにカットする事自体は髪の毛にとってとても良い事です。

そして、ダメージもなくなるので綺麗に伸ばす事が出来ます。

伸ばすだけ伸ばしたけど結局、毛先が傷み過ぎていて切らないといけない状況では悲しいですよね?

なので伸ばし中であっても少し傷んできたな、と感じられましたらカットするのを試してみて下さい。

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。

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