お風呂上がりに髪の毛がパサパサする人は水分不足が原因!6つの対策

「お風呂に入った後いつも髪の毛の毛先がパサパサしてるんだけど、何がいけないの?」

「お風呂上りの髪の毛はまとまるものなの?」

そういった疑問に、関西でトップスタイリストを務める私「にっしゃん」が分かり易く解説いたします!

結論からお話しすると、タイトルにもある通り

お風呂上りにパサパサしてまとまらない人は、水分不足が原因です。

といっても、そんなの当たり前ですよね?^^;

では、その水分不足になるような事を、お風呂でしてしまっていないでしょうか?

本記事では、そんなお風呂上りに髪の毛がパサパサとしてしまう人向けに改善策をご紹介しています。

関連記事>>>髪の毛を乾かすと逆にべた付いてしまうという人は「髪の毛を乾かすとべたつく?ふんわりヘアをキープするその5つの原因と対策方法」をご参考下さい。

お風呂上りに髪がパサパサする原因は?水分不足です!

髪の毛がパサパサしてしまう原因として、

  • 【ダメージ】してしまっていて、毛髪内部の水分がなくなってしまっている。
  • 【髪質】が細くて、内部の水分が飛びやすい毛質。

大きく分けると、この2つ。

1つはダメージです。

これは、髪の毛に外部からの何かしら(紫外線やカラーの薬剤など)の刺激が加わり、髪の毛の保湿機能が低下してしまうというもの。

髪の毛をハイトーンにしていたり、定期的にカラーやパーマを繰り返す、日常的に紫外線の浴びるような生活をしている、などの生活をおくる事で起こってくる要因です。

そしてもう一つが、もともとの髪質です。

もともとの髪質が細い人は、髪の毛の周りにうろこ状にあるキューティクルが初めから少ない状態です。

キューティクルが少ないという事は、内部の栄養分や水分が外に逃げて行きやすい状態になっているので何もしなくてもパサパサとしてしまう事が多いです。

どちらも水分不足が引き起こします。

そしてお風呂でよくしてしまっている、水分不足を引き起こす原因はこちら!

お風呂上りに髪の毛がパサパサする原因
  • 髪の毛同士をこすり合わせて洗う。(摩擦によるダメージ)
  • 40℃以上の温度で洗う。(必要な皮脂が流れる)
  • 市販のシャンプーを使う。(必要な皮脂や水分を落とし過ぎる)
  • お風呂上りに濡れたまま。(キューティクルが開いたままなので内部が乾燥する)
  • 適当にバサバサと乾かす。(単純に仕上がりの見た目がパサパサに)

これ、本当によくあります。

お客様に「どうすればパサパサにならないの?」と、聞かれてヒアリングしているとこの5つの原因がとても多いです。

そして複数該当するからまぁ大変!!笑

更に更にこの、ダメージと髪質が両方合わさると…

もう想像できますよね?^^;

パッッッサパサになります!!

心当たりがある方は次の項目をしっかりと読んで対策をして下さい!

いつもパサパサしてしまう時のすぐに試したい解決策

シャンプーをしっかりと泡立てる。

シャンプー時には、軽く手の平で泡立ててから髪の毛に付けてしっかりと泡立てていきます。

この時泡立てが足りないと、髪の毛同士にかなりの摩擦が発生してしまう為、髪の毛のダメージに繋がります。

基本的な洗い方は、頭皮を指の腹で動かすようにイメージしながら洗っていきます。

ただ、これだとロングの人などは毛先の汚れが落ちにくくなるので、毛先は泡がしっかりと付いた状態で揉み洗いをするようにします。

>>>シャンプーがいつも泡立たないという人は「シャンプーが泡立たないのは2種類の原因が|2つのコツを伝授」で泡立たせるコツをご紹介しています。

>>>正しいシャンプーの方法は「【抜け毛・薄毛予防】美容師が教える正しいシャンプーのやり方5step」で解説しています。

シャワーの温度は37~39度に。

シャワーの温度が高いと、頭皮に必要な皮脂が流れ落ちてしまいます。

皮脂が無くなってしまうと、髪の毛は勿論頭皮までもがカサカサとした乾燥状態となり、そのまま放っておくと肌トラブルとなり、毛根にもダメージがいってしまいます。

ポイントは人間の体温より少し高い位の37~39℃で洗う事が髪の毛や頭皮にとって最適な温度になります。

頭を洗った後、長時間濡れっぱなしにしない。

頭を洗ったら、すぐに乾かすように心がけましょう。

髪の毛はとても繊細で、水分を含むと膨らみ、キューティクルもそれに伴って開きます。

そうなると、髪の毛の蓋であるキューティクルが開くため、中に入っている栄養分や水分がダダ洩れになってしまいます。

特に注意したいのが、お風呂に入った時に頭を洗い、そのままタオルを巻いて浴槽に浸かる。

又は、お風呂から上がってもタオルを巻いたまま過ごす、という事はその間に、中の水分が流れ出ていってしまっています。

なので、とにかく濡れた時間を短くするために、お風呂上りにはなるべく濡れた時間を短くするようにし、出来るだけ頭を洗ったら直ぐにお風呂から上がり乾かすようにしましょう。

関連記事>>>髪の毛を早く乾かす時短術は「美容師が教える髪の毛を乾かすタイミングと時間を短くする時短術」で解説しています。

ドライヤーは根元から毛先に向けて乾かす。

上の項目で触れたキューティクルですが、生え方が髪の毛一本一本の根元から毛先に向けて折り重なるように生えています。

これを毛先から根元に向けてドライヤーの風を当ててしまうと、キューティクルが全て逆立ってしまいパサパサな毛先が完成してしまいます。そしてキューティクルが逆立ってしまうと、お互いに引っかかり合い剥がれ落ちてしまうダメージに繋がります。

そうならない様に、ドライヤーをあてる時には根元から毛先に風を送るように意識しながら、乾かすようにしましょう!

こうする事で、キューティクルが引き締まりツヤツヤな髪の毛になる事が出来ます。

関連記事>>>「【2020年版】髪の毛がサラサラになるドライヤーランキングTOP3

洗い流さないトリートメントを使う。

お風呂上りは、何もしないと髪の毛の水分が飛んでしまいやすい状況になっています。

そしてその状態でドライヤーをかけてしまうと、一気にドライヤーの熱で水分を奪ってしまうのです。

そうならない様にドライヤーを使う前には、しっかりと洗い流さないトリートメントを使うようにしましょう!

洗い流さないトリートメントを使う事で、内部に水分補給と外部からの刺激から守る事が出来ます。

なので普段から「乾燥したな」と感じたら、トリートメントを付けておくことをお勧めします。

>>>自分に合う洗い流さないトリートメントが分からないという人は「【ヘアケア】失敗しないアウトバストリートメントの選び方講座」をご参考下さい。

ダメージ補修に特化したトリートメントを使う。

既にダメージしてしまっている髪の毛に対しては、キューティクルがすでにない状態(少ない状態)になってしまっています。その場合の多くは、髪の毛の内部は既にスカスカになってしまっている事でしょう。

そんな時は、ダメージケアに特化したトリートメントを使用します。

ダメージケアに特化しているので、内部の足りなくなってしまった栄養分を補い、髪の毛の表面を保護するため潤いのあるしなやか髪の毛に仕上げる事が出来ます。

オススメのダメージケア トリートメント(TOKIOトリートメント)


ダメージ補修率120%という、驚異の回復力を持つトリートメントです。

美容室で様々なお客様に使った感触は、サラッと軽いけど中にしっかりと芯のある仕上がり!重たくもなり過ぎないのでペタッとしてしまうかな?と心配な方も必ず大丈夫な質感。

ダメージでコシが無くてパサっとまとまらない人には、是非使ってみて欲しいトリートメントです!

まとめ

もう一度言いますが、お風呂に入った時や上がってすぐ等のちょっとしたことを気を付けるだけで、髪の毛のまとまりは変わってきます。

その少しの怠けが日々積み重なると、やりにくくもなりますし逆に、ケアしてあげるとそれに応えて髪の毛もまとまるようになります。

お風呂上りに髪の毛がパサパサしてしまっているなという人は是非、本記事をご参考にして下さい!

では本記事も最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!

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