アウトバスとは、バス=お風呂の祖とで付けるトリートメント。つまりよく耳にする言葉で言うと「洗い流さないトリートメント」です。
そんなアウトバストリートメントで、
- 付けたらペタッとしてしまった。
- 思っていたより軽すぎて物足りなかった。
という失敗をしてしまった人も多いですよね?
そんな失敗はもうしたくない!と言うあなたのために本記事で、アウトバストリートメントの失敗しない選び方を、ヘアケアマイスターの資格を持つ私「にっしゃん」がまとめてみました。
人気記事>>>「【ヘアケア】オイルで、大注目のN.ポリッシュオイルの使用感と正しい使い方」
【ヘアケア】髪質別アウトバス タイプ表
クリーム>オイル>ミスト
の順番です。ただオイルに関しては、同じオイルタイプの物でも重たい物~軽い物まであるので注意が必要です!
そこで、以下に髪質ごとのアウトバスのタイプ表を作ってみたので参考にしてみて下さい!
クセ 無し | クセ 少し有り | クセ 有り | |
太さ 細い | ・ミスト | ・ミスト ・オイル(軽) | ・ミスト ・オイル(軽) |
太さ 普通 | ・オイル(軽) | ・オイル(軽)(重) | ・オイル(重) ・クリーム(ミルク) |
太さ 太い | ・オイル(重) ・クリーム(ミルク) | ・オイル(重) ・クリーム(ミルク) | ・クリーム(ミルク) |
そしてオイルタイプは、シャバシャバの水っぽいサラッとタイプからトロッとしたしっとりタイプまで幅広くあります。幅広い分間違って使いやすいのもこのオイルタイプ。
クリーム(ミルク)タイプは、主にしっとりと髪の毛を収めたい時に使用します。
これを守って選べば、失敗はありません!
ただ好きな質感には個人差もあるので、もっとしっとりさせたい!と言う人は表の1つ右隣の物を、サラサラで軽いのがいい!と言う人は1つ左隣の物を選ぶようにして下さい。
どんなヘアケアにアウトバスは合うの?
熱ダメージ
頭を洗った後に、しっかりとタオルドライをしてからアウトバスを付けてドライヤーで乾かす事で、ドライヤーの熱によるダメージから守る事ができます。
ドライヤーの熱は100度以上の熱になると、髪の毛の主成分であるたんぱく質が固くなってキューティクルが剥がれ落ちてしまいます。
関連記事>>>正しいドライヤーの選び方は「ドライヤーの選び方で重視する4つの要点を解説します。」からご覧いただけます。
紫外線予防
髪の毛は黒いため、お肌に比べて5倍以上に紫外線で焼けてしまいます。
お出かけ前に、薄く髪の毛の表面に付けておくだけでもしっかりと紫外線予防をしてくれます。
今ではしっかりとした紫外線予防の、「SPF」が入ったアウトバストリートメントが出ています。そちらを使うのがオススメ!
関連記事>>>髪の毛の詳しい紫外線予防の方法は「肌に比べて紫外線が髪の毛に与える5倍のダメージと対策方法」から確認いただけます
乾燥予防
毛髪内部にしっかりと水分を保ってくれます。
乾燥しやすくなる冬場や冷暖房をつける季節は、髪の毛もかなり乾燥しやすくなります。
鞄に入れておいて薄付けで毛先の乾燥がきになった時に付けるのがオススメです。
ダメージ補修
痛んでしまった髪の毛というのは、毛髪内部にある栄養分が流れ出ていってしまっていて、中がスカスカな状態になっています。
そこにしっかりと栄養分を与え、髪の毛に潤いと艶を持たせてくれます。
カラー、パーマの持ち
カラーやパーマは当てた後のケアが、かなり大切になります。
カラーは痛んでしまうとせっかく入れたカラーが流出してしまいますし、パーマはダメージでパサパサしてクルンとした綺麗なカールが出なくなってしまいます。
傷んだ毛先にしっかりとアウトバストリートメントを塗布する事により、カラーパーマの持ちが格段に良くなります。
関連記事>>>「パーマを1.5倍長持ちさせるにはトリートメントが絶対条件!」
まとめ
アウトバストリートメントは、1回に付き1プッシュが目安です。
そうなると1つ間違って買ってしまったら、数か月間もの間なかなか無くならないという最悪の事態です。
そんな失敗をする人が、少しでも少なくなればと思いますので是非参考にしてみて下さい!
もう一度言いますが、間違えやすいのはオイルタイプが一番重たいしっとりタイプと思われがちですが、比較的軽いです。
しっとりさせたい方は、クリームタイプ(ミルクタイプ)を選ぶようにしましょう!