坊主にすると
- 髪質が変わる。
- 太くなる。
- クセ毛になる。
- クセがなくなった。
そんな都市伝説の様な噂話を皆さんも、一度でも耳にした事はあるのではないでしょうか?
しかし、あくまでも都市伝説!美容師からすると真っ赤な嘘です!
では、なぜそのような事が言われるようになったのでしょうか?
髪質が変わるのはホルモンバランスによるもの
一般的に髪質が変わる時と言うのは、ホルモンバランスが大きな要因だと言われています。
例えば、
- 幼少期
- 思春期
- 女性のみ:出産の時
上記の場面で、男性ホルモンや女性ホルモンどちらか一方のホルモンが多く分泌され、ホルモンバランスが崩れるとされています。
そしてそのタイミングでクセ毛じゃなかったのにクセ毛になったり、太くなったり、ほそくなったり髪質が変化します。
それらの要因が、この噂の大きな原因ではないかとされています。
有力仮説:ホルモンバランスが変わる時に坊主にしていた
これが最も有力な説です!
坊主にするタイミングというのが、
- 幼少期に子供のクセ毛が嫌で親が坊主にしてしまう。
- 思春期である中学生、高校生の時期に部活(野球部等)で坊主にしなければいけない。
というタイミングで坊主にしていて、その期間にホルモンバランスが変化して髪質が変わっている。けど坊主だからそれに気付かず、成長してから、部活が引退してから髪の毛を伸ばしてみると髪質が変わっている事に気付く。
つまり、坊主にした=髪質が変わった!に繋がったのではないのか?というのが有力です。
あくまでも噂なので鵜呑みにしない様にしましょう
上記でも説明しましたが、
「坊主にすると髪質が変わる。というのは嘘です!」
これを鵜呑みにして、大切な髪の毛を剃り落してしまってからでは遅いです!
凄く期待して坊主にしても、結局そのホルモンバランスが崩れる時期でない限り髪質が変わらないので、伸びてきてから変わってないと絶望する事になりますよ!
ではホルモンバランス以外で、毛質を変えたい場合どうすればいいの?という事を次の項目で解説していきます!
髪質を変えるにはどうすればいいの?髪質ごとの対策まとめ
クセ毛の対策方法
メリットは、どれも髪質が改善される事なので、敢えてデメリットだけを挙げていきます!
デメリットを見てどれを選択するか?というのが大切になってきます。
縮毛矯正をあてる
縮毛矯正をあてる事で、クセを全くない物にしてしまいます。
ただこれはデメリットとして
- 定期的に当てないといけない。(根元からクセが伸びてくるため)
- 真っすぐなり過ぎる。(動きが出ない)
- 時間が掛かる。(カット込みで3時間ほど)
- 料金が高い。(15,000円前後)
となかなかデメリットも多いです。
そこで、お店によってはやっていないお店もありますが、チューニングと言うのをするのもお勧めですよ!
ストレートアイロンをかける
自分の気になる部分だけ出来るのと、毛先に少しカールを付けて内巻きや外はねにする事も出来ます。
ただこちらもデメリットはあります。
- 毎日やらないといけない。
- 濡れると取れてしまう。(汗、雨など)
- 傷んでしまう。(熱ダメージによるもの)
毎日の面倒臭さをとるのか、定期的な面倒臭さをつるのかという所になってきます。
個人的にはコスト面が少ないチューニングをするか、ハードルの低いアイロンをするというのがおすすめです!
直毛の対策方法
パーマをあてる
最近ではクセ毛風にパーマをあてて、ゆるフワな雰囲気を楽しんでいる人も多いですよね?
デメリットとして
- すぐ取れる。(もともとが直毛なので)
- 髪が傷んでしまう。(薬剤を使用する為)
- お手入れが必須。(朝スタイリングしないと、ただのボサボサに見えます)
ただパーマをあてて、持たせるコツはヘアケアによって違ってきます。こちらの記事で解説しているので見てみて下さい!
コテで巻く
コテには、良く使われるサイズで36mm、32mm、26mmと様々なサイズがあります。髪質や好み、ヘアスタイルによって使い分ける事が出来ます。
デメリットは
- 毎日やらないといけない。
- 濡れると取れてしまう。(汗、雨など)
- 傷んでしまう。(熱ダメージによるもの)
- 本人の技術量に依存する。
最近だと傷みにくいコテも出ているので、良いコテを使ってお出かけの時だけ巻くようにすればダメージはそこまで出ません。
最後に書いた技術も動画を見たり、毎日やっていくと必ずうまくなるので心配無用です!
↓どの年代でも使える、基本的な巻き方が解説している動画です!かなり分かり易く解説されています!
細毛の対策方法
細毛の場合、ペタッとする、パサパサして絡まりやすい、傷みやすい等がお悩みとして挙がります。
パーマをあてる
トップのふんわり感を作るなら、やはり髪の毛の形を変えてしまうパーマです。
デメリットは、
- 毛先が傷む。(薬剤ダメージ)
- お金がかかる。(6,000円前後)
- 時間が掛かる。(カット合わせて2時間ほど)
「髪が傷む」、これが一番大きな問題です。細い方は薬剤によるダメージも受けやすいです。必ず信頼している美容師さんに伝えてやってもらうようにしましょう。
ヘアケアをしっかりと行う
かなりざっくりした回答ですが、絡まりやすい、パサパサしてまとまらないというのは、普段から過ごしている時に受けてしまうダメージ(紫外線、乾燥など)が原因な事が殆どです。
しっかりとトリートメントで保湿をし、髪の毛を濡れたままにしないという事が重要になってきます。
デメリットは
- 毎日するのが面倒臭くなる。
- お金がかかる。(サロントリートメントや良いドライヤーを使うとしっかりと掛かってきます)
ただこれはどの毛質の人にもやって欲しい事ではありますが、細毛の人はとにかく傷みやすいです!これは細毛の人には是非とも必要最低限やって欲しい内容です!
他、参考記事も載せておきますね!↓
硬毛の対策方法
髪の毛が太くて硬い人です。髪の毛が、ゴワゴワしたり広がってしまったり収まらない、という人が多いです。猫っ毛に憧れる人も多いですね!
トリートメントをする
トリートメントの中には、髪の毛を柔らかくしなやかにしてくれる成分が含まれています。トリートメントをする事で、毛先が柔らかく内に入るようになるので収まりが良くなるのもメリットの1つです。
デメリットは
- 良いトリートメントを使おうと思うと、お金がかかる。
- 少し手間がかかる。(揉みこんだり、少し時間を置くと浸透が良くなる為)
パーマをあてる
パーマをあてる事で、硬毛特有の見た目の硬さを柔らかく見せる事が出来ます。ただし硬毛+多毛、硬毛+クセ毛の場合はあてるパーマによっては、かなり広がる事も有るので注意が必要です。
- あて方を間違えると、広がってしまう。
- お金がかかる。(6,000円前後)
- 時間が掛かる。(カットと合わせて2時間ほど)
- 髪が傷む。
コテで巻く
こちらもコテで巻く事で、髪の毛の見た目を柔らかくして見せてくれます。
デメリットは
- 毎日しないといけない。
- 水分でとれてしまう。(汗、雨など)
- 髪の毛が傷む。(熱ダメージによるもの)
スタイリング剤をしっかり付ける(オイルタイプがオススメ)
出かける前に何もつけないと、バサッとしてしまいゴワゴワした硬い質感に見えてしまいます。出かける前のひと手間ですが、付けておいてあげるとまとまりも良くなり柔らかい質感に見せる事が出来、尚且つ髪の毛を紫外線などの外的刺激からも守る事が出来ます。お勧めはしっとり柔らかく見せてくれるオイルタイプのスタイリング剤です。
デメリットは
- 朝のその時間が面倒臭い。
- お金がかかる。(1,000~5,000円代くらい)
値段帯は少し高めですが、かなりお勧めのトリートメントです。
質感はしっとりと重めなので、硬毛の人にはぴったり。広がりも抑えてくれ、柔らかい雰囲気も出してくれますよ!
まとめ
坊主にしても、髪質は変わりません!!
変えようと(改善しようと)思うのであれば、上記の対策をして頂く事で、理想の質感に近付けるはずです!
ただし、それぞれメリットデメリットはありますのでどの部分のデメリットなら自分は続けられるな。と選ぶ事が髪の毛を綺麗に保つ秘訣です。
明日からすぐにできるような内容もあるので、是非やってみて下さいね!!
では本記事も最後まで読んで頂き本当にありがとうございました!