ドライヤーの冷風は効果絶大!知らなきゃ損な9つの活用術
ドライヤーの冷風は熱い時に涼むための機能なの?
にっしゃん
それも素敵な使い方ですが、ドライヤーにはその他にも

・傷ませない様にする。
・ヘアスタイルをキープしてくれる。
・サラサラにしてくれる。

といった魅力的な効果があります!

本記事では、そんなドライヤーの冷風の正しい使い方を関西でトップスタイリストを務める私「にっしゃん」が詳しく解説していきます!

本記事を読んで分かる事
・ドライヤーの冷風のメリット
・ドライヤーの冷風の使い方と手順

関連記事>>>髪の毛を面倒臭くていつも自然乾燥にしてしまっているという人は「髪の自然乾燥が綺麗になるは嘘?はげる原因にもなる5つのデメリット」をご参考下さい。

ドライヤーの冷風の効果

温風によって傷みやすくなった髪の毛を戻す

効果①
髪の毛は主成分が「たんぱく質」で出来ており、この「たんぱく質」が熱に弱いためドライヤーの温風であっても熱ダメージを受けてしまいます。

乾かした後そのまま髪の毛を放置してしまうと、髪の毛の中に残った余熱によって髪の毛が少しづつ傷みやすい状態へ変化していってしまいます。

そこで、冷風を乾いたあとに使う事によって髪の毛の余熱を飛ばしてくれて、髪の毛を傷みにくい正常な状態へ戻してくれます。

髪の毛に蓋をして、内部の水分を乾燥しにくくする

効果②
冷風には髪の毛の開いてしまった「キューティクル」を、キュッと閉じてくれる効果があります。「キューティクル」は、毛髪内部の髪の毛の水分を飛ばしてしまわない様に蓋をしています。


毛髪が水分を含むとキューティクルは膨張して開いたままになります。

この開いたままの状態で温風で乾かすだけで終ってしまうと、開きっぱなし状態で乾いてしまいます。

そうなると髪の毛の水分がどんどんと抜けていき、髪の毛の内部がパサパサな状態になってしまいます。

そうならない様に、ドライヤーで温風を当てた後に冷風をあてる事が大切です。

キューティクルを閉じる事で、ツヤが出る

効果③
ツヤとは、髪の毛に反射する光によって綺麗に見える効果です。冷風でキューティクルを閉じると、髪の毛の表面が整い光が一定方向に反射する為、髪全体のツヤツヤ感が増します。


逆に開いていると、光が色々な方向に乱反射する為バサバサな毛先に見えてしまいます。

手触りを良くする

効果④
キューティクルが閉じる事で、手触りがツルツルと思わず触りたくなるような手触りに変わります。


開いたままになっていると見た目だけではなく、バサバサ、ガサガサとした手触りになります。

温風と合わせて使う事で、クセのうねりを押さえる

効果⑤
髪の毛には「温められて冷める時にその形を記憶する」という効果があり、冷風を使う事でこの効果をフルに発揮する事が出来ます。


髪の毛のクセやうねりが気になる部分を濡らして8割乾かし、残りの2割を引っ張って乾かします。

完全に乾ききったら、最後に引っ張ったまま冷風をあてる事で、真っすぐな髪の毛をキープしてくれます。

絡まりにくくなる

効果⑥
しっかりと絡まりをコームで梳いて乾かしていき最後に仕上げで冷風をあてる事により、絡まりの無いサラサラな髪の毛を形状記憶してくれます。


髪のボリュームを調整できる

効果⑦
乾かす時に根元を起こして乾かすようにすると、ボリュームアップに。

逆に抑え付けるようにして乾かす事で、ボリュームダウンさせて仕上げる事が出来ます。

朝、寝ぐせが付きにくくなる

効果⑧
夜、お風呂上りにしっかりとドライヤーをして最後を冷風で仕上げておくことにより、その髪型がキープされて朝になっても寝癖が付きにくくなります。


ひと手間ですが、忙しい朝の時間を使わないのでお勧めです!

1日スタイリングを長持ちさせる

効果⑨
特に朝シャンプーする人などは、ドライヤーで乾かした後に冷風をあてるようにしましょう。その後にワックスなどのスタイリング剤を付ける事により1日の髪形の持ちが格段に良くなります。


冷風の使うタイミングや使い方

冷風は基本的に、最後の仕上げに使うのがベストです。

それでは、髪の毛を洗った後の冷風を使う手順を解説していきます!

冷風をあてるタイミングと手順
  1. お風呂上りにしっかりとタオルドライをする。
  2. アウトバストリートメントを付ける。(熱ダメージ対策)
  3. ドライヤーの【温風】で髪の毛を8~9割乾かす。
  4. 残り1割。少し湿っているなという状態で「ボリュームアップ」or「ボリュームダウン」を意識して乾かしきる。
  5. 毛流れに沿って、根元から毛先に向けて風があたるように【冷風】をあてる。
  6. 髪の毛全体に冷風を10秒ほど当てたら終了。


まとめ

冷風を使う要点は、

  • 熱を和らげる。
  • キューティクルを引き締める。
  • 髪の毛の形を形状記憶させてくれる。

この3点を意識して使う事で、傷みにくくなったり朝のお手入れ時間が短くなったり1日ヘアースタイルをキープする、といったメリットが産まれます。

このひと手間が、1日の髪の毛のストレスを無くしてくれると言っても過言ではありません!

冷風を使っていなかったという人は、使ってみて下さい!

そしてお勧めのドライヤーはどれ?という方はこちらの記事をご覧ください!

関連記事>>>ドライヤーの選び方が分からないと人は「ドライヤーの選び方で重視する4つの要点を解説します。」でドライヤーの選び方を詳しく解説しています。

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