流さないトリートメントはアイロン前?後?2つの目的によって違う!

「流さないトリートメントはアイロン前に付ける方がいいの?」

「アイロンの時に付けるオススメの流さないトリートメントって何?」

本記事では、そういった疑問にヘアケアマイスターの称号を持つ私「にっしゃん」がお答えします!

アイロン前に流さないトリートメントを付けるか後に付けるかという事なのですが、意外と知らない方が多いです。

どのタイミングで付けるのかというのは、実は求める結果によって付けるタイミングが変わってきます。

求める結果とは、

  • アイロンの形をしっかり付けたい場合
  • ダメージケアをしたい場合

の2点です。

この2点のどちらを重視するかによって付けるタイミングが変わってきます。

本記事では…

  • 自分が重視したい目的別のアイロンの時の流さないトリートメントのつける手順
  • アイロン時のオススメの流さないトリートメント

を分かり易く解説していきます!

にっしゃん
流さないトリートメントは、生活の中でのダメージを予防するために使用します!

関連記事>>>流さないトリートメントが朝使うべきか夜使うべきか悩んでいる人は「流さないトリートメントは朝と夜どっち?両方使う事で効果が倍増」をご参考下さい。

形をしっかりと付けたい人はドライヤー前とアイロン後に付ける

髪の毛には水分がなくなる時(蒸発する時や乾く時)に形が付くという性質があります。

ヘアアイロンもその原理を利用したもので、髪の毛中の水分を高温で蒸発させる事によって綺麗な形を付けています。

アイロンの形をしっかりと付けたい場合、アイロンの直前に流さないトリートメントを付けてしまうと髪の毛をコーティングしてしまう為、水分が蒸発しにくく形が付きにくくなってしまいます。

オススメの順番は、

【ドライヤー時】
  1. 頭を洗う

  2. 洗い流さないトリートメントを付ける

  3. ドライヤーで乾かす
【アイロン時】
  1. アイロンを使って巻くor真っすぐに伸ばす

  2. 毛先に少しだけ流さないトリートメントを付ける
    ※この時に付け過ぎると、ベタベタで重たい仕上がりになってしまいます

アイロン前に付けない事で、アイロンの形をつける効果を高める事が出来ます。

ただし、何もついていない素髪の状態にアイロンをあてる事になるので少しダメージしやすくなってしまいますので、高温でアイロンをいつもするという人は注意が必要です。

関連記事>>>「【ヘアアイロンの最適温度】傷ませるとクセ毛が収まらなくなる?

ダメージケア(予防)をしたい人はアイロンの前後に付ける

ダメージケアを優先したい人はドライヤー前は勿論、アイロンの前後にも薄く付ける事をおすすめします。

アイロンの前後に付ける事で

  • アイロンでの水分蒸発防止
  • アイロンの熱からの保護

この2点を予防する事が出来ます。

アイロンの前後に付ける場合の手順は、

【ドライヤー時】
  1. 頭を洗う

  2. 洗い流さないトリートメントを付ける

  3. ドライヤーで乾かす
ここまでは上の項目の手順と同じですね。
【アイロン時】
  1. 毛先に薄く流さないトリートメントを付ける
  2. アイロンを使って巻くor真っすぐに伸ばす

  3. 仕上げに、毛先に少しだけ流さないトリートメントを付ける
    ※前後に付ける時も付け過ぎると、ベタベタで重たい仕上がりになってしまいます
     特につけるタイミングが多いので付ける量には注意しましょう

この手順でアイロンを使う事で、髪の毛がダメージしてしまうのを防いでくれることが出来ます。

ただしこちらの場合は、髪の毛の水分が飛ばないようにしてくれるものなのでその分髪の毛のアイロンによる形が付きにくくなってしまいます。

そして流さないトリートメントのタイプもミストタイプの様な、水分を多く含むものはアイロン前の使用はやめておきましょう。

髪の毛に水分を与えすぎてしまうと、濡れた状態の髪の毛にアイロンをするようなものなので髪の毛の中で水分が一気に膨らんでしまう「水蒸気爆発」という現象が起こります。

この「水蒸気爆発」は著しく髪の毛を傷めてしまうので、かなり危険なものになります。

関連記事>>>濡れた髪の毛にアイロンを入れる事のデメリットは「濡れたままストレートアイロンすると危険!髪が傷まない方法5選」で解説しています。

オススメのアウトバストリートメントのタイプは次の項目で解説とご紹介しています。

アイロンの前後にはオイルタイプの流さないトリートメントがオススメ

なぜオイルタイプの流さないトリートメントが最適なのかと言うと、髪の毛への浸透率が高く髪の毛全体を素早く包み込んで保護してくれるからです。

ミストタイプのトリートメントだと、先ほども説明したように水分が多い傾向にあります。

なので髪の毛を傷めてしまう「水蒸気爆発」を起こしてしまう可能性が高くなります。

そしてつける際にも、髪の毛の束の表面にしかつかなかったりします。

乳液タイプの物だと、水分量はミストタイプ程でも無いので大乗なのですがオイルタイプと比べるとやや粘性がある為、初めに触った髪の毛の部分に多くついてその他の部分にはあまりついていないなど、付け方によってはかなりムラになって付きやすいです。

そうなるとアイロンの形が均一につかなかったり、しっかりとダメージ保護が出来なかったりします。

なのでオイルタイプがアイロンの前後にはお勧めなのです。

以下に私がオススメする、オイルタイプの流さないトリートメントをご紹介しておきます。

関連記事>>>ちなみにオイルタイプの流さないトリートメントは髪の毛の静電気の抑制にも役立ちます。詳しくは「髪の毛がボサボサになってしまう静電気には軽めのオイルがオススメ!」で詳しく解説しています。

まとめ

この記事のまとめ
  • 流さないトリートメントをアイロンの時に付ける場合、目的によって使い分ける
    →形をしっかり付けたい時は【ドライヤー前とアイロン後】
    →ダメージケアを重視する時は【ドライヤー前とアイロン前後】
  • アイロン前に付ける流さないトリートメントのタイプはオイルタイプがオススメ

普段コテやアイロンを使うという人は、意外とどのタイミングで流さないトリートメントを付ければいいのかを知らなかったりします。

気を付けないといけないのは本記事でも解説したように、目的が変わると付け方も変わるという点。

この付け方を気を遣ないと、自分が求めている効果が得られなかったりするので是非気を付けて理想のヘアスタイルを手に入れて下さいね!

次の記事>>>「【ヘアケア】失敗しないアウトバストリートメントの選び方講座

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