初めての美容室へ行く時や、初めての担当者の人に髪の毛を切ってもらう時に以下の様な不安を持つ人も多いのではないでしょうか?
そして、美容室って何だか苦手だな。行くのが面倒臭いなとなってしまい、髪の毛がまとまらない状態のまま数か月を過ごしてしまう事になります。
そんな美容室での最初の難関である、カウンセリング時のオーダー方法を今までに数万人のお客様を担当してきた筆者が美容師目線でまとめてみましたので是非ご参考にして下さい。
>>>髪の毛ではなく眉毛のオーダー方法は「美容師が教える眉毛カットが美容院のメニューにない時の頼み方」で詳しく解説しています!
ヘアカタログやスマホの画像を持っていく
最大限の効果を発揮してくれるのが、この方法です。
ただ、
- ヘアカタログの人は美人だし。
- 自分とは髪質が違うから・・・
- こんなの出来ないと否定されると恥ずかしい。
など、なかなか足踏みしてしまう方が多いのもこの方法なんです。
ですが美容師からすれば百聞は一見に如かず!という言葉もあるように、持って来て頂く事でお客様のイメージがかなり具体的に「一瞬」で分かるようになります。
この一瞬でというのが、美容師側からするとかなり大切なのです。
例えば、うまくイメージが伝わらずにダラダラとカウンセリングが5分・10分と過ぎてしまったとします。
そうなると美容師側の心境からすると
- 次のお客様が来てしまう。
- 無難なスタイルを勧めてみよう。
といった風に考えてしまう美容師も多いはずです。
そうなってしまうと本末転倒です。
思ったイメージも伝えられず。仮に伝わったとしても作業的にササッと切られて終わり。美容師としてのプロ的なアドバイスも薄っぺらいものになってしまいがちです。
そうなってしまわない様に、恥ずかしさは捨ててヘアカタログまたはヘアスタイルの画像を持っていくのを強くお勧めします。
ファーストオーダーを大切にする
ファーストオーダーとは、お客様がカウンセリングが始まって初めて発する要望です。
その注文の中にはお客様が、お家で美容室に行くまでにこうしたいな、ああしたいなといろいろと考えての想いのこもった美容室で初めてする注文です。
その注文の意味を美容師さん自身もきっと理解しているはずなので、特に気になる部分を第一に伝えるようにしましょう!
普段のヘアセットで行く
何も言わなくても、なんとなく自分の好きな感じが伝わる方法がこれです。
普段巻き髪なのか、アレンジするのか、それともストレートにおろしているのか等でもかなり雰囲気が変わってきます。
これに加えて、ワックスなどの整髪料はつけるのかといったお家でのお手入れもそのまましていくと良いでしょう!
嫌な事を全て伝える
嫌な事をしっかりと担当のスタイリストに伝える事もとても大切です。
- 前髪が短すぎるのは嫌
- すかれ過ぎるのは嫌
- はねるのは嫌
- くくれないと嫌
- ペタッとするのは嫌
など、筆者からすると嫌な所の組み合わせは人の数だけあると思っています。
初めての担当者であっても遠慮せずに、しっかりと嫌な事を伝える事で
と理解してくれるので仕上がりのイメージが一致する確率が大幅に上がります。
まとめ
まず慣れていない美容室に行く時には、画像や雑誌の切り抜きを持っていくようにしましょう!この時の自分の服装やヘアセットは適当にせずに、自分な「好きだな」と感じるものにします。
あとは、『こうなりたい』『こんなのは嫌だ』というのをしっかりと伝えるようにすれば美容師さんも沢山お客さんを見てきているはずなのできっと分かってくれると思います。
髪にかなり執着が無い場合以外、決してしないで欲しい事は
美容師さんに全てお任せする事。
これだけはやめておいた方がいいです。というかやめて下さい。笑
『プロだから大丈夫でしょ!』と想いお任せすると、まだお客様の好みも分かっていない状態で美容師は切る事になるのでかなりの大博打になるわけです。
その博打がたまたま大当たりしてお客様との好みとばっちり合えばいいですが、合わなかったときが大惨事です。まして切られ過ぎていた時には、最悪半年~1年もの間修正作業に追われることになります。
なので分からないのでお任せする!というのはやめて、以上の事を気を付けて素敵なヘアスタイルをオーダーしてみて下さいね。
関連記事>>>美容師さんって指名するものなの?という疑問は「美容師は指名されると嬉しい80%の場面とそれ以外の20%」で解説。
美容師側がお客様の髪の毛を綺麗に保つコツは「お客様の髪の毛が綺麗にまとまる4つのコツ」で解説しています!