髪の毛を早く伸ばすために結ぶというのは嘘!3つのデメリットが危険

「髪の毛を早く伸ばしたい時は、結ぶと良いって聞いたけど本当?」

「髪の毛は引っ張ると伸びるの?」

そんな髪の毛を早く伸ばしたいあなたに、本記事でお答えします!

結論から言うと、髪の毛を結んでも髪は伸びません!

これは、むかしからよく言われる噂です。

「強く結ぶほど伸びる」

と思っている人も多いはず…

この記事では、

  • 髪の毛を結ぶと早く伸びる真相
  • のばす時に結ぶ「メリット」「デメリット」

について、ヘアケアマイスターの資格を持つ私が詳しく解説していきます!

にっしゃん
間違って覚えてしまうと、逆に伸びづらくなるので注意です!

>>>髪の毛を早く伸ばす方法のまとめは「トップスタイリストが伝授する『キレイに』髪の毛を早く伸ばす方法6選」で解説しています。

髪の毛を早く伸ばす時に結ぶと良いは嘘!

はじめにもお話ししたように、髪の毛を結ぶと伸びるというのは嘘です!

それどころか、髪の毛をきつく結ぶと切れてしまったりして逆に伸びづらくなってしまうので「伸ばすために結ぶ」と言うのはしないようにしましょう。

そもそも、髪の毛が伸びる原理は?

髪の毛が伸びる原理は、髪の毛の根元にある「毛母細胞」が細胞分裂を繰り返す事で髪の毛が徐々に伸びてきます。

この細胞分裂は、髪の毛を結んだだけで増加する訳ではありません。

なので、髪の毛を結ぶ=髪が伸びる、とはならないんですね!

なぜ、そんな噂が広まったの?

では、なぜそんなデマ情報が広まってしまったのでしょうか?

にっしゃん
2つの説があります!
1つづつ解説していきますね!

結んでおろした時の差がある説

髪の毛を伸ばしている時と言うのは、徐々に伸びてきた毛先が邪魔になるものです。

そんな時、大抵の人は結んでしまおう、と考えますよね?

結ぶと本来の髪の長さより、毛先の位置が上がります。

そして、その結んだのを外した時に結んでいる毛先の位置とおろした時の毛先の位置にかなりの差が出来るので

「伸びた!?」

と錯覚してしまうのです。

にっしゃん
これは、完全な勘違い…
にっしゃん
次は、少し髪の毛の理論から派生した説を解説します!

髪の毛を引っ張るとゴムみたいに伸びる説

抜けた髪の毛の両端を引っ張ってみると分かるのですが、

髪の毛は多少の伸縮性がある為、引っ張ると少し伸びます。

ただし、基本的に健康な髪の毛であれば離すとすぐに戻ってしまいます。

このゴムのように伸びる髪の毛の習性から、

「強く引っ張ると髪が伸びる」

と、思ってしまい伸ばす時に強く結んでしまうと良い、という説。

確かに「多少」は!伸びるのかもしれません。

ですが、繰り返しになりますが健康な髪の毛ならすぐに戻ります。

戻らない髪の毛は、ダメージし過ぎて髪の毛の中身がスカスカのボロボロな状態です…

そんな髪の毛に「きつく結ぶ」という強い刺激を与えると、当然切れてしまいます。

にっしゃん
切れてしまう可能性がかなり高まるので、髪を綺麗に伸ばすにあたって現実的な方法ではありません。

むしろ、きつく結ぶのはNG!デメリットは?

  • 血行不良になる
  • ゴムと擦れて傷む
  • 成長途中の毛が抜ける
にっしゃん
実は髪の毛をきつく結ぶ事には、デメリットが沢山潜んでいます

血行不良になる

髪の毛を長時間結んでいる事で、頭皮の筋肉が緊張してしまいます。

緊張してしまうと、頭皮が凝ってしまい頭皮の血行不良を引き起こします。

血行不良になるとどうなるのか?というと、髪の毛に栄養分を運んでいる毛細血管が流れなくなるので、髪1本1本に栄養分が行き渡りにくくなる為髪の毛が抜けやすくなってしまいます。

にっしゃん
抜け毛のデメリットがあるんです!

ゴムと擦れて傷む

結ぶ時に、髪の毛と結んでいるゴムとの接触面に摩擦が生まれます。

さらに、そのまま生活をする事でゴムと擦れてどんどん摩擦が大きくなっていきます。

すると、髪の毛の表面などの髪が切れてしまい短くなってしまいます。

にっしゃん
段を入れてないのに、思いもよらない所で段が入ってしまうんですね!

関連記事>>> 「髪の毛の段をなくす2つの方法/段をなくすと髪がまとまるようになる

成長途中の毛が抜ける

髪の毛は通常、3年から6年の成長期という期間がありその期間中は髪の毛が伸び続けます。

その成長期の途中である髪の毛が、強く髪を結ぶ事で抜けやすくなってしまいます。

結果伸びにくくなる事は勿論、髪の毛の量が少なくなってしまうリスクが出てしまいます。

ではメリットは全く無いのでしょうか?

次の項目で、髪の毛を結ぶ事に対してのメリットについてお話していきます!

伸ばす時の結ぶメリットは?

  • 毛先が邪魔にならない
  • はねるのを誤魔化せる
にっしゃん
快適に過ごせるような、「機能性」を重視したメリットがあります!

毛先が邪魔にならない

伸ばしていくと、短い状態では気にならなかったか毛先がかなり邪魔になってきます。

  • 勉強をする時
  • デスクワークをする時
  • 仕事で動き回る時
  • スポーツをする時 などなど

様々な場面で

髪の毛邪魔だな…

と感じる事が多くなってきます。

そんな時、結んでしまうと当然邪魔にならずに快適に過ごす事が出来ます。

オススメはシュシュなどの柔らかい素材のゴムで、結ぶのをおすすめします。

髪の毛との摩擦も低減されるので、ゴムによって髪の毛が傷んでしまうのをふせいでくれます。

はねるのを誤魔化せる

肩より上の長さからのばしてくると、どうしても気になるのが肩に髪の毛が当たって毛先がハネてしまう事。

毛先がハネていると、だらしない印象に見られてしまいます。

結ぶ事でこの毛先のハネが隠せます。

にっしゃん
はねない長さになるまで、結んで過ごすという人も少なくないですね!

関連記事>>>「髪の毛がはねるのを直す時は根元から!1日中内巻きを持たせる6step

まとめ

この記事のまとめ
  • 髪の毛を結ぶと伸びるというのは嘘
    →髪の毛は、毛母細胞の細胞分裂で伸びるので関係ない
  • きつく結ぶとデメリットが多い
    →血行不良になる
    →ゴムと擦れて傷む
    →成長途中の毛が抜ける
  • メリットもある
    →毛先が邪魔にならない
    →はねるのを誤魔化せる


髪の毛を伸ばすために、結ぶという事はやめましょう!

髪の毛の伸びるスピードは一定なので、意味がありません。

それどころか、髪の毛が傷んで切れてしまたり抜けてしまう原因になります。

間違った伸ばし方を信じずに、あなたも綺麗なロングヘアを目指してくださいね!

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